予防接種はかかり付けで受けた方がいいの?
他で受けるとかかり付けを怖がらずに済むのでおすすめ

  • 2017.01.17
  • 2020.04.04

子どもの病気・健康

子どもが産まれてから驚くのが、予防接種の数です。
あんな小さな体に注射をどんどん打っていくのが申し訳ない気もしつつ、とはいえ打たないともっと大変な事に繋がる可能性があるため、痛くてごめんよーと思いながら行ってました。

そんな予防接種ですが、どこで打つのかというのを悩む人も多いかと思います。
我が家でも、いつものいわゆるかかり付けの小児科で打ってもらうのか、それとも違うところで打ってもいいのかなど悩んでいました。

最初の頃こそ悩んでいましたが、今では結論が出て、かかりつけではむしろ打たないという結論に達しました。

1歳を越えたあたりから記憶がちゃんと残ってるっぽい

子どもって大人が思っている以上に覚えているものなんですね。
今はまだ1歳11ヶ月という年齢なわりに、ちょっとした口約束のつもりが、それをしっかり覚えていたりするくらいに、子どもって覚えてたりするものです。

ちょっとなだめるために変な事(新幹線を見に行くなど)を言ってしまうと、みにいくのー。いったのー。と覚えているので驚かされます。
本当に覚えているのか、その場で思いついたから言ってるかはわかりませんが…

ただ、我が子だけなのか、他の子もそうなのかは分からないのですが、同じことが予防接種でも言えて、とにかく以前に嫌な思いや痛い思いをした病院は、しっかりと覚えているようです。

0歳児の頃であれば、特に問題なく予防接種を打った後に同じ病院を訪れようとも、ケロッとしていて、普段の定期検診や風邪の時の検診なども、ニコニコしながら過ごせていました。

しかしながら、1歳半あたりから、徐々に病院で以前に何をされたのかを記憶しているのか、予防接種をしたり痛みを伴った病院は嫌がるようになってきました。

一度痛い思いをした病院には近づく事すら嫌がるように

小さい頃というか今も小さいのですが、0歳の頃であれば、予防接種をして痛い思いをして号泣しても、翌月にまた同じところで定期検診などに行ったとしても先生や看護師さんと笑ったりしているのですが、1歳半を越えたあたりからはこれが不可能になりました。

どうも記憶の中に覚えているようで、痛い思いや嫌な思いをした病院だけ顕著に嫌がるようになりました。

特に顕著なのが、耳鼻科と予防接種などで注射しに行った病院です。
病院に入る時には、ここはあの病院や!と覚えているかのように、嫌がりっぷりでなかなか大変です。

確かに耳鼻科は、耳のお掃除や診察などで、親だけでなく看護師たちからもガッツリホールドされたりしますし、嫌がっても多少強引に耳垢を取ってもらい、鼻もズボボボと吸われるので、毎度毎度、超大泣きをしています。

新しい耳鼻科などに行った場合は、診察までは落ち着いているのですが、よく行くかかりつけ的な耳鼻科には受付に行く段階で、既にもう泣きそうで帰りたそうな表情をしてしまっていて、診察室などに入ると、その瞬間から嫌がって泣き始める状況です。

インフルエンザの予防接種も同じでした。
冬は、親子でインフルエンザの予防接種をしたという人も多いと思います。

我が家も既に私も妻はもちろんの事、子どもも2回目の予防接種は昨年に既に済ませているのですが、この子どもの2回目の時がなかなか大変でした。

1回目の時は、特になんの問題もなく、注射の時にはもちろん大泣きではありましたが、接種する前の診察などでは先生に対してもニコニコで終えてくれていました。

しかしながら、2回目の時は同じ病院でやりましたが、その記憶があったのか既に診察室などに入る時から嫌がりモード全開で、先生に対してしきりに「バイバイ」「いやなの」「バイバイ」と言い出して帰りたがります。

注射前のお腹の音や背中の音を聞くために服をめくろうとしたら全力で嫌がるようになっていました。

さらに、その後にちょっとかかりつけの病院が混みすぎていた事もあり、予防接種した病院で代わりに診てもらった機会があったのですが、やはり予防接種を覚えていたのか、ただの診察すらも猛烈に嫌がるようになってしまいました。

病院自体が嫌というわけではなく、嫌な思いをしたところだけが嫌

これは病院が嫌になったのかー、これから風邪ひいたりしたら大変だなーと思ったりもしたのですが、この年明けに、子どもも風邪をひいてしまったので、いつものかかりつけの小児科に行ってみたら、全く嫌がる事もなく終始泣くことなくケロッとしていました。

そこの先生は非常に温和で、子どものペースで見てくれたりもするので、1人当たりのの診察が少し長くなってしまうのがネックですが、個人的には話もよく聞いてくれ非常に気に入っています。

その病院であれば、●●くーん。と自分の番が呼ばれたら、はーいと自分で返事をして、ひとりですたすたと歩いて先生のところに行くくらいに全然怖がりません。

診察も、服をめくって聴診器などを当ててもらう場合でも、脱がせても泣きもせず嫌がりすらせず、聴診器が当たったら、「つめたいー」と言ったりして笑ったり、こしょばいのか、笑いながら「いやー」と言うだけで実際には嫌がらずにむしろ楽しんでいるくらいです。

喉の診察でも、あーーって言える?と先生に聞かれたら、あーーっと言いながら口を開けて診察したりと、かかり付けのこの小児科だけは見事に嫌がらずにこなしてくれています。

注射の嫌な記憶は他でやっておくとかかり付けではスムーズにいける

できれば予防接種など、子どもの頃は色々と受けなければいけないものも多く、かかり付けの小児科で全部やっておけば、管理も楽だし、何か反応があったとしても非常に良いとは思います。

しかしながら、いかんせん嫌な事はなんとなく記憶が覚えているようで、その嫌な記憶がある病院だけは顕著に嫌がったりするため、かかり付けもそうなってしまってはなかなか大変になります。

今でも、先生のところ行く?。と言えば、いくー!と言って、診察から帰るまで、全く泣かずにいけるくらいには気に入っています。

それが予防接種のせいで行くのもぐずって嫌がるくらいなら、予防接種だけは他のところで受けておけば、かかりつけの小児科はお気に入りのまま風邪などの時も楽に診てもらえます。

他で予防接種すると色々と比較もしやすくなる

一度かかりつけを決めて診てもらうようにすれば、他の病院にはなかなか行きません。
特に、そこがお気に入りであったり、満足していればなおさらです。

ですが、病院だってサービス業とまでは言いませんが、いろいろな病院があるわけです。
何をもって良い病院・小児科というかは人それぞれだと思いますが、予防接種を他ですると、色々なところで比較をしやすくなります。

今行ってるところの、何がよくて、他で予防接種を受けたところは何が良かったのか、などなど、色々冷静に判断できるきっかけになるのも他で受けるメリットでもあります。

自分は他の病院で予防接種をしてみれば、むしろ逆にかかりつけ医院の良さを再発見するばかりですが、意外と良いと思って行っていたかかりつけ医院より、予防接種で他で受けてみた小児科の方が良いなんてケースもあるかもしれません。

そういった意味でも、色々比較でき、さらに今のかかりつけを怖がる可能性を低くできるという事もあって、かかりつけ以外で予防接種を受けるというのは結構おすすめだったりします。

もうすぐ2歳になる頃ですから、もうだいぶ予防接種の的なもので打つものは減ってきてはいます。

とはいえ、今のかかりつけでこのまま診察時にイヤイヤせずに診てもらえるように、風邪のときなどにさらに怖がって泣いたりする事がないように、我が家では、予防接種関連はかかりつけの小児科で受けないという事を決めました。

実際少しネットで色々調べてみたりしましたが、特に保育園に預けて仕事に復帰すると、かかり付け医での予防接種に時間的に合わないという方も多いようです。

小児科などによっては、平日のいついつのみ予防接種用の時間など決められているところもありますしね。
そのため、診察用のかかり付け医と、いわゆる予防接種だけ受けに行くかかり付け医を決めているという方もいるようです。

我が家も、いつもの小児科は診察用のかかり付け医として診てもらい、予防接種を受けている小児科は、予防接種を付けたり、あまりに混雑している場合の2次的なところとしてうまく使い分けていきたいなと思っています。

  • 公開日:2017.01.17
  • 更新日:2020.04.04

テーマ:子どもの病気・健康

タグ :

記事のシェアにご協力お願いします

この記事へのコメント

現在、この記事へのコメントはありません。
良ければ下記のフォームより、この記事にコメントをお寄せください。

この記事へのコメントを投稿する

必須】お名前

必須】メールアドレス
任意】ウェブサイト
必須】コメント

この記事の関連記事(一部広告含みます)