見た目はイマイチだけれど安くて丈夫!
エアコンの風除けフィルターを自作してみました

今の夏にもはや欠かせないと言っても良いのがエアコンです。
家でもオフィスでも、建物内にエアコンが入ってないという日はないくらいに、今の季節は必須ものです。

しかしながら、エアコンで困るのが、オフィスなどでも良く起こりますが、エアコンの風向きです。
エアコンの風が直当たりする場所としない場所などで、体感温度的なものが全然違うため、よく設定温度の上げ下げ競争が起きたりします。

家庭用のエアコンなども、大きいリビングの部屋などでは、風も直接当たったりせず問題ないのですが、問題になる事が多いのが寝室です。

寝室だと広さや向きによっては風向きが下だろうが上だろうが、誰か1人は直当たりするという可能性が高く、これをなんとかしようと試行錯誤していました。

で、表題にあったとおり、見た目はあまり格好良くないけど、市販のものより遥かに安い値段でDIY的な苦手な私自身がやってみて出来たよというのをまとめてみました。

予算1,000円未満&30分以内の制作ならこれ「頑固自在」がおすすめ

私は大が付くほどのDIYが苦手です。
なので、見た目は美しくないと!という方の参考にはなりません(笑

とりあえず安くて割と上部で簡単に作れて見た目もそんなに気にしない!という人向けです。

自作でエアコンの風除けを作ろうとすると、道具なり種類は色々あります。
すべてを100均で揃えれば非常に安価ですが、少し耐久性に怖いところもあったりで、色々調べた結果、使ったのがこれになりました。

日本化線株式会社:頑固自在(太さ3.2mm×5m巻)

参考:http://www.nippoly.com/?mode=cate&cbid=1503637&csid=0

東急ハンズなどで売られています。
元は子どもとの遊びで使えるような針金のようなワイヤーのようなものです。

結構硬く多少のパワーでは曲がらないので上部

出してみたら、まぁ本当にワイヤーです。
頑固のなの通り、割と硬いので小柄な女性には少し硬くて辛いかもしれません。

ぐねぐねと手で曲げて形を作っていけるのですが、名前の通り頑固な硬さが売りで、しっかり曲げればちょっとくらいの力では変化せずフィルターとして十分役立ちます。

割とシリーズ物として人気があるっぽく、太さや種類も豊富にあり、頑固自在だけでなく自由自在といったもう少しぐねぐねしやすいものもありますが、エアコンの風除けフィルターには向かないかもしれません。

作り方は多分どちらかの2通りで

エアコンを設置した壁とエアコンの隙間から吊す方法か、エアコンのフィルターの扉の隙間にワイヤーを差して吊すかの2種類で作るのが良いと思います。

我が家は、一番奥のエアコンを設置してる壁との隙間にワイヤーを差し込んで、ぐねぐねと折り曲げて作っています。

我が家は今回はこの画像の1の方をやってます。
だいたいの長さをはかり、ペンチで頑固自在のワイヤーをカットして、あとはその見た目通りにぐねぐね曲げていきます。

これだと、よくあるテープでの貼り付けとは違い、まず落ちて来る事はありませんので安心です。

頑固自在のメリットは何度でもやり直せる

DIYが下手くそな人間にありがたいのが、やり直しが可能という点です。
頑丈で見た目もキレイにしたいなら、アルミ板などを買えばいいのですが、これだとやり直しはあまりできません。

ハンズの店員さんにも、アルミはそんなに強烈に曲げたらパキッと折れちゃう可能性あるのでおすすめしませんと言われました(実際はやってないのでわかりません)

この方はアルミ板でキレイに仕上げていらっしゃいます。
そして、超絶キレイでかっこいい。DIYはこうあるべきですね。
参考:http://the-tasyumi.blog.so-net.ne.jp/2015-08-09

完成したら、風除けの紙か板などをセット

ワイヤーが作れたら、後はその上に風除け用の“何か”をセットするだけです。
我が家はとりあえず、いったん試しという事で作ってみたので、セットするものが用意しておらず、子どものお絵かき用の紙のイケアのロール紙を使いました。

紙を折りたたみ、ワイヤーの先端に引っかけるだけです。
しっかり位置が決まれば、後はワイヤーを固定するために、テープでエアコンとガッチャンコするために貼り付けています。(格好悪いけど気にしない!)

これで完成です。

うまくいかないときは、とりあえず何度でもやり直せる

ワイヤーなのでよほどぐねぐねを直角に何度も折り曲げたりしない限りは、そうそう折れませんし、何度でもやり直しができます。

自分も苦手なので、何度もくねくねしてます。
左右で同じ型を作るのが意外と難しく、さらにこの辺りはワイヤーのデメリットでしょうが、キレイに直角にピンと曲げたりは難しいです。

微妙にぐねぐねしていたりなど(自分が下手という気もしますが)、その辺はなんとか上手くやりつつ折り合いを付けるしかないかなと思ってます。

とりあえず作った後、風がきてないかをチェックすれば大丈夫ではないかなと。

作ってみて結局どうだったのか

これ、多分みんな同じように感じると思いますが、風除けを付ける事で、風がこちらにこないけれど、そこで風が停滞しちゃいます。

なので、エアコンの温度設定を今まで通りにしていると、エアコンの周りはすぐに涼しくなるので、風量が弱くなり、寝ている我々のところに風が全然届きません。

なのに、エアコンは快適な温度になってると勘違いするので、温度を下げるか、風除けの方をなんとかしないといけなくなります。

風除けのフィルターに細工するのが吉

そのために温度下げたら本末転倒という事で、フィルター代わりの紙に細工するのが一番です。

我が家でも、結局は風よけの紙を工夫して、穴を開けてみたり、切ったりとして微調整しています。

このあたり、除けフィルターも紙なら、何度失敗してもやり直したり再テストができるので、助かります。

そもそも市販のエアコンの風除けは何が問題なのか

そもそも、DIYしなくても、市販の風除け道具は売られているわけで、面倒ならそれを買えばいいという話ではあります。

まぁぶっちゃけ、我が家も去年までは、市販のを使っていましたし、市販ので特に問題があるわけではありません。

個人的にあえてあげるなら、以下の3つくらいでしょうか。

風除けアイテムはあまり品数が豊富になく、だいたい似たり寄ったりなものです。
値段も家庭用のものだと、安いのだとだいたい2,000円程からで、少しいいもので3,000円ほどになります。

これくらいの値段なら良いんですが、問題は両面テープ式のため、落ちてきちゃうんですよね。
落ちないと謳ってるものもありますが、色々制限があったりして、なんだかんだで自分の力量不足もあり落ちてきちゃいます。

結局去年に買ったものが、テープの粘着力不足もあってなのか、落ちてしまい、再度貼り付けても、また落ちてきてとそのサイクルが短くなりすぎて今回に至りました。

これ夜中に落ちると結構びびりますし、せっかく寝てくれていた子どもも置きますし、驚いて泣き出してしまいます。
変に怖い記憶として残ったりしてもイヤですしね。

また、テープ式のため、一度付けた後、ちょっとしまった…といった場合や、別のエアコンに取り替えようといった事は基本的に推奨されません。
剥がせばはがすだけ粘着力弱くなりますし、落ちる速度が速くなるだけです。

テープ式でないタイプを探したんですが、ほとんどありません。
唯一あるのは、今回自分が作ったように、エアコンに引っかけて使うタイプですが、発送がなぜか2~3週間もかかるという事で、色々ネットで検索したら、自作してる人がたくさんいて、あ、なんだ出来るんだ!という事で、自らやってみました。

寝室はリビングほど広くなく、エアコンの風が当たるところは寒く、当たらないところは暑いという事になりかねないので、誰かの参考になればなーと思います。

見た目はださくていけてないかもですが、割と快適にはなりますよ。

  • 公開日:2017.08.03
  • 更新日:2020.04.04

テーマ:ライフハック的なこと, 各種レビューや体験談

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