大物家電や子ども用品を買うときに参考にする
レビューや体験談の見方や考え方と我が家の調べ方

  • 2017.04.26
  • 2020.04.04

ライフハック的なこと

私自身もそうですが、おそらく多くの人が今では何かを買おうと思った時、いろいろな人のレビューなどを参考にして買っているかと思います。

楽天しかり、Amazonしかり、買う前に必ずレビューを見て買っていますし、逆にレビューが1件も書かれていないとなかなか購入に踏み切れないなんて事もあるかもしれません。

逆に今では色々なステマ問題やDenaのWelq問題といった事もあり、どこまでが本当でどこまでがやらせや嘘なのかというのもまた難しい問題でもあります。

という事で、自分自身、通販やネットサービスの運営などの仕事に携わっている事もあり、我が家でやっているレビューの見方、考え方、どう判断するかというのをまとめてみました。

あくまでも、私個人の考えで正しいというわけではありませんので予めご理解くださいませ!

そもそもレビュー記事の多くは買ってすぐの場合が多い

これ意外な盲点だったりします。
だいたいの商品において、そしてほとんどの人が、レビューを書く場合、届いてすぐ、使ってすぐという場合が多いです。

ブログにまとめたレビューなどは別ですが、楽天やアマゾンなどの場合は、1ヶ月色々な事を試して使ってみたというようなレビューは実際には多くありません。

多くのレビューは、買ってすぐに書かれている、使ったばかりの感想である事が多いということを踏まえて考えていく必要があると思っています。

潜在的なマイナス要素にまだ出てきていない

レビューや感想の多くが使ってすぐに書かれた場合、その後に起きるであろう潜在的に存在しているであろうマイナス面の事は書かれていません。

例えば、極端でありえない例ですが、買って3ヶ月間は凄まじい性能を誇るものの、3ヶ月後には性能が劣るような商品があった場合、買って1ヶ月で書かれたレビューは大絶賛になりますが、買って半年後に書かれるレビューは不評の可能性が高いはずです。

そのため、レビューを見る時に大切なのは、何が書かれているのかと同じくらい、買ってどれくらい使っているのかという点も非常に重要な要素になると考えています。

例えば大物の家電などは買ってすぐどうこう壊れたりなどは、初期不良でない限りはあまりありません。
ほとんどが快適に使えます。

ですが、半年、1年と通して使うと色々不具合がでてくる人もいるはずです。
見るべきレビューは、そういったレビューこそ探し出してみるべきで、しばらく使ってどうなって、どこがダメだったかなどをしっかりと判断する必要があります。

使わなくなった後のレビューや選ばなかった理由は書かれない

評価の高いレビューは、あくまで使っていた時の事です。
ですが、いずれ多くの商品は使わなくなったり、他の商品にうつっていきます。

ですが、ほとんどのレビューにおいては、使わなくなった事について、使わなくなった後についてのレビューが書かれる事はまずありません。

同じように、レビューは買って使った人が書くものですから、色々検討はしてたけれど、買うのをやめたという場合も、なぜ買うのを止めたのかという実際には非常に知りたい理由を知る事はできません。

楽天レビューにしろ、Amazonのレビューにしろ、ほとんどが使ってこうだというレビューです。
こうでこうなったので、今では使うのを辞めました。というレビューは多くありません。

その事も頭の片隅に入れてレビューを見ておく方がいいだろうと考えています。

商品レビューを見る時は、商品以外の批評は完全無視

これ楽天とかAmazonとかに多いですよね。
届くのが遅かったからといった事や、スタッフの対応が悪かったからといって評価を下げるレビューをよく見かけます。

まぁ気持ちはわからなくはないのですが、あくまで知りたいのは商品そのものについてです。
その店がどうかなんて事や、届くのが早いかどうかとかではなく、商品の使い勝手、良いのか悪いのかについてです。

商品のレビューにおいては、商品のこと以外については全て完全無視して良いと思っています。

星の数や平均の評価に惑わされてはいけない

だいたいAmazonや楽天などの通販系のレビューサイトでは、書かれたレビューの平均を星で表します。
だいたいが5点満点で、★★★★☆といったような感じで表され、平均4.2で高評価、平均2.4で低評価といったようなものを見かけるかと思います。

ですが、この平均に惑わされてはいけません。

自分も通販事業を手伝ったりしてよく思いますが、書く方は適当な人も多いです。
満足です!☆3つなんて人や、無事届きました!☆2つなんて人も、助かりました!☆1つといったパターンも何度も経験しています。

それだけでなくとも、自分のミスであっても結果として満足していないため、評価に直結しているという事も多々あります。

よくあるのが、思ったよりサイズが小さかったなどは、正確なサイズ表記を自分が確認しておけば済む話ですし、スタッフの対応がなんてのは個人の判断に委ねられますし、配送関連もそうです。

ですので、☆1つや☆2つが多少あったところで、書かれている内容を見れば商品について書かれていないなんて事がよくあり、そういった事に惑わされてはいけません。

☆1つや☆2つで見るべきポイントとしては、耐久性、安全性、整合性など商品の質についてを見るべきと言えます。

実際にやっている私のレビュー判断方法と調べる方法

色々と書いてきましたが、実際に私が何かを買う時にどう調べているかなどをまとめてみました。

基本的にガッツリ調べるのは大物を買う時だけです。
小物関連などは調べる手間の方が時間のロスになりますし、そういう場合はサッとチェックして判断しちゃいます。

冷蔵庫や、洗濯機、食洗機、電子レンジ、ソファ、フロアテーブルなどなど、そういったいわゆる高価格帯、失敗したくないと思えるものはガッツリ調査しています。

子ども関連の商品なども同様です。
子どもの口に入ったり、影響があるものに関しては価格の大小に限らず結構ちゃんと調べてから買ったりしています。

育児系ブログの人のレビューはかなり参考になる

自分もそうですが、育児ブログを書いている人のほとんどは、実際に使った感想を書いています。
また、今ではアフィリエイト的な報酬絡みもありますので、使ってしばらく経った後でも、記事を修正してくれている人が多くいます。

そういった記事は、やはり非常に参考になります。

レビュー記事ではないので少し話はずれますが、病気関連の事や保育園、子育て、育児なども、環境や色々なものは違えど、体験を書いてくれているのでやはり参考にします。

まとめ系やキュレーション系は参考にしない

これは自分も仕事柄よく見る事や質チェックなどをする事もあるので、声を大にして言えますが、だいたい他の記事のコピペが多いです。
病気関連や育児関連の事などは、他サイトの記事をコピペして書き換えてというパターンが多いと言えます。

名前は出したりしませんが、育児関連のキーワードで調べると何サイトかは色んなキーワードで検索結果に出てくるサイトがあるかと思います。
が、私は一切参考にしませんしあまり見もしません。

レビュー関連については、実際に使ってはいるでしょうが、使っても一度きりなどの事が多く書いた後は放置のサイトがほとんどなので基本見ません。

参考にするのは育児ブログやその手のブログとして、定期的に更新していたり、TwitterなりFacebookなり運営者として表に何かしら匿名だろうが出ている人達のレビューの方が圧倒的に参考にできます。
(自分がTwもFBも今は音信不通状態ないので信憑性に欠けますが…)

欲しい商品の同じグレードの競合も調べる事はとても大事

先ほども言ったように、レビューはあくまでも、買って使ってみた感想です。
ですが、私たちが買う前に知りたい事の1つに、なぜその商品を選んだかという事もあります。逆に言えば、なぜその商品を選ばなかったのかも知りたい点です。

ですが、これはレビューに記載される事は多くありません。

そんな時に使えるのが、競合製品のレビューなどの記事です。
多くの場合、商品選びはピンポイントの1本釣りで買うのではなく、候補がいくつかありどれがいいかで選ぶ事の方が多いはずです。

ドラム式の洗濯機を例に出せば、パナソニックか、日立か、東芝かといった選び方になるわけです。
その時、パナソニックだけ見ていてはダメで、同じグレードや価格帯の日立や東芝の商品レビューも見ておくと尚良いです。

多くの場合、パナと日立を検討していたが、これがあるためパナにした、これがないために日立にしたといった事も書かれていたりします。

レビュー価値として見ておくべき価値が高いであろう、なぜ他を止めてこれを選ぶのかといったレビューや、自分が候補として検討していた●●から乗り換えたといったレビューを見る事ができます。

競合だけでなく、上位版・下位版で調べる事も大事

同じように、競合ではなくシリーズ物などの場合は、上位・下位版のレビューもチェックしておくと良いと思います。

だいたい何かの機能が付いていて高くなり上位版になるわけですが、その機能を使った方や、機能がなくてどうなのかなどのレビューも見付ける事ができやすくなります。

実際その機能などがあって、なかってどうなのかの生の声や、自分が判断で迷っていたこの機能はいるかいらないかなどの判断にも使えたりします。

調べるキーワードを知っておくと良い

だいたい、調べる時にキーワードで調べますが、そういう時にレビューを書いている人ならこういうキーワードで記事を書くだろうなという事を想定して調べると結構バッチリその記事がヒットしてくれたりします。

特に、商品が気になっていて、この商品のマイナス面を調べたいという場合などはこういう調べ方が割と良かったりします。

もっというと、マイナス面のレビューって、怒り狂った時に書いている事も多いので、言葉が結構悪かったりします(笑
絶対、最悪、ダメ、二度と、買うな、ゴミ、無駄、といった言葉を絡めながらキーワード含めて検索すると、価格com系などがヒットしたりして参考になる事もあります。

定番としては下記のような感じでしょうか。

最近のGoogleの検索は非常に賢く、口語的な文章でもしっかりとそのニーズを汲み取ってくれて、結構ちゃんと出てきてくれますので、色々調べて参考になるレビューを検索して判断をしてみると良いと思います。

  • 公開日:2017.04.26
  • 更新日:2020.04.04

テーマ:ライフハック的なこと

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