ベビーカーと一言で言っても実は種類は膨大
A型やB型などの種類や、自分たちにあった選び方

  • 2015.04.08
  • 2020.04.03

ベビーカー関連

我が子が産まれてしばらくすると必要になってきて悩むのがベビーカーです。
赤ちゃんがいるからといって家にこもりっきりになるわけにはいかないですし、お買い物など外へのお出かけもベビーカーがあるからこそ楽しめるものです。

とはいえ、自分もそうでしたが、ベビーカー選びは年代や用途など色々あってなかなかに悩ましいものです。
と言うことで、自分が調べて色々学んだ知識を備忘録として、種類やそれぞれの特徴、選び方についてまとめてみました。

そもそものベビーカーの種類

ベビーカーと簡単に言いますが、実際には種類が用途などによってわかれます。
特に今ではベビーカーも多様化してきており、思っている以上にたくさんの種類のものが出ていたりします。

そのため、自分もそうでしたが、ベビーカーを選ぶ時になって初めて、あ、ベビーカーってそんな種類いっぱいあって、選ばなきゃダメなの?と驚く方も多いはずです。

簡単に分ければ、3タイプになります。

パッと見た時は血液型か?と自分も思ったりしたものですが、多くの店でも、だいたいこう分けられていて、説明もだいたいはこうされます。

もちろん、これらの主流のベビーカー以外にも海外のベビーカーやバギータイプのベビーカーもありますが、実際に街中で見かけるいわゆるベビーカーというとやはり主流となっているA型、B型、AB兼用がほとんどです。

ここではそんな、A型、B型、AB型についてまとめています。

A型・B型・AB兼用それぞれの特徴

という事で、さっそくA型・B型・AB兼用のそれぞれの特徴をまとめてみます。

A型の特徴など

まずはA型ベビーカーについてです。
A型ベビーカーの特徴として挙げられるのは、座面が完全にフラットになるというところが挙げられます。

フルフラットになるため、赤ちゃんを寝かせたまま乗せることができますし、首がすわっていなくても乗せられるというのが大きな特徴です。

子の顔が見える対面式、外の景色が見える背面式、この両方の切り替えができる両対面式といくつか種類がありますが、用途に合わせて選べる両対面式が人気です。

A型は生後数ヶ月の赤ちゃんを乗せる事もあるベビーカーになるため、全体的に作りはしっかりとしていて頑丈な上に、振動に強いというのも魅力です。

ただし、赤ちゃんを安心して乗せることができるので有り難いのですが、その分大きめなサイズになり、置き場所も取る上に、畳んで小さくしたりできず、造りがしっかりしているため値段も少し高めという傾向があります。

どこのメーカーのものを選ぶかによっても違ってきますが、重たい分、折り畳みも大変ですし、小回りが利かないタイプのものが多くなりやすいです。
どちらかというと大手メーカーや有名メーカーの物が多い感じがします。

A型のメリット

箇条書きでまとめておくと、メリットとしてはこんなところです。

A型のデメリット

一方のデメリットとしてはこんなところです。

B型の特徴など

次に、B型ベビーカーですが、ベビーカーと聞いて頭の中に思い浮かべるのはおそらくこのB型ベビーカーになります。

A型が寝ている状態で乗せられるベビーカーだった一方で、B型は座った状態で乗ることのできるベビーカーになります。

少し大きくなっていわゆる「腰が座っている」状態まで成長した後に使う事ができるベビーカーです。

軽くて、小さく折り畳めるタイプのものがB型ベビーカーの主流となっています。

お座りができるようになってすぐ乗せるということもできますし、歩けるようになってから疲れたときに乗せるといった形で使うこともできます。

こちらは大手メーカーから、聞いた事のない中小メーカーまで高級なものから格安なものまで色々揃っています。

こちらもメリット・デメリットをまとめてみますとこんな

B型のメリット

箇条書きでまとめておくと、メリットとしてはこんなところです。

B型のデメリット

一方のデメリットとしてはこんなところです。

AB兼用について

最後にAB兼用ベビーカーですが、名前の通り、A型とB型が兼用となっているベビーカーになります。
兼用のため、切り替えることによって、赤ちゃんを寝かせたまま乗せることもできますし、座った状態で乗せることもできます。

ただし、今では基準が変わって、AB型というのは実際には無くなりA型に統一されています。
※商品説明などではわかりやすくするため、今でもAB兼用などと書かれている場合はあります。

特徴としては、A型のメリットとB型のメリットを合わせた感じになります。
例えば、新生児から使えるにも関わらず、腰が座った後でもそのまま使えたりなどなど。

ただ、利便性としては非常に高いのですが、その特徴1つ1つを見た時は、当然、A型、B型単体で選んでいる方がメリットとしては大きくなります。
乗せたときの安定性や振動はA型に比べれば下がりますし、価格や種類もB型と比べれば少なくなったりします。

ベビーカーの選び方

ベビーカーの選び方は、まずは赤ちゃんの年齢と状態に合ったものを選ぶことになりますが、何よりまずは自分の生活環境を考えるのが必要になります。

もちろん、A型ベビーカーは首がすわっていない赤ちゃん、B型はお座りができるようになった赤ちゃん用という形にはなりますが、自分の移動環境がメインは車なのか、電車なのか、バスなのか、エレベーターがちゃんとある環境なのか、階段なのかで選ぶものは全く変わってきます。

ベビーカーに乗るのは赤ちゃんですが、乗せるのも押していくのも私たち親になります。

毎日の買い物に階段で降りなきゃいけないといった場合は、持ち運びをする必要性が出てきます。

玄関にベビーカーを置くスペースがあるのかないのか、あれば比較的大きめでも大丈夫ですが無いと毎回外出の度にベランダなど奥から引っ張り出すなんて事は面倒で多分できなくなります。

重さや小回りが利くか、折り畳みがしやすいのか、使い勝手はいいのかといったところにも注目しながら選んでいく必要があります。

見落としがちなハンドルの高さとタイヤ同士の幅

ついつい機能性ばかり見てしまいますが、意外に見落としがちなのが、ベビーカーのハンドルの高さです。
最近では女性も男性も背の高い方が増えてきていますし、特に私たちのような父親は、身長に対してベビーカーのハンドルが低すぎると非常に使いにくい傾向があります。

使いにくいというだけではなく、下手をすればそれで腰を痛めてしまうこともあります。
特に、身長が高い場合、身長に対して無理のない高さのハンドルのものか、高さを調節することのできるものという事も考えると良いかもしれません。

また、タイヤ同士の幅というのは、男性の場合は特にベビーカーを押して歩く時、女性より身長が高い分歩幅が大きかったりします。

そのため、ベビーカーのタイヤ同士の幅が狭いと、歩いているとついタイヤを足で蹴ってしまうかたちになりますので、そういった事も考慮して選ぶと良いと言えます。

このようにベビーカー選びは、赤ちゃんの事はもちろん、私たち使う側の親的にも問題がないかを考えなら選んでいくと良いと思います。

そもそもベビーカーは購入だけえなくレンタルという手段もあります。
特に、A型は使う期間が短いという事もあり、抱っこひもで問題ないお子さんの場合はA型はレンタルでB型のみ購入という選択肢も出てきます。

購入するとして長く使えるものを購入するのか、それともこまめに買い替えていく前提で購入するのかといったところも考えておくべきです。

赤ちゃんと親御さんの生活を快適にするためのベビーカーですので、じっくりと考えてよりよいものを選択していくようにしていきましょう。

  • 公開日:2015.04.08
  • 更新日:2020.04.03

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