幼稚園の入園における抽選を経験して
改めて親の選択や事前の準備の大切さを実感しました

まただいぶ更新の期間が空いていましたが、ずっと来年4月から通う幼稚園を調べたり調査したり、見学行ったりと色々していました。

我が家もなんとか希望していた園に入園できる事になり、先日、申込みも済ませてきました。

世田谷区の頃の保育園の激戦を経験していると、大阪市も混んではいるところもありますが、そこまでじゃないのでまだ多少は気持ちの持ちようが楽でした。

とはいえ、幼稚園の場合は保育園と違ってまた全然情報が統一されてないというか、園によってバラバラなので逆に戸惑ったりもしましたのでなかなか大変ですね。

来年から通う幼稚園も決まり、なんとか第一希望に入れる事になったのですが、改めて、親の選択というか判断1つで大きく変わるんだなーと実感したまでです。

幼稚園は、先着順か抽選順が多い

保育園の場合、基本的に入園できるかどうかは指数勝負になりますが、幼稚園ってあまりというか、我が家の近くで見学に行ったところはほぼそういった判断は皆無でした。

ほぼ先着順もしくは、公平な抽選というパターンでした。
年収が高かろうが、低かろうが、そういった事は基本無関係で、ある意味で自由かもしれません。

ただ、今年は6園くらい通える範囲で色々調べて電話して聞いたり実際に見学に行ったりとしましたが、徐々に待機児童というか3歳児問題も勃発してるようで、過去に定員を超えた事はあまり無かったけど、今年は優に超える人数になりそうという話ばかりでした。

自分が住んでいる地域がそういうところだからかもしれませんが、人も増えてきている傾向にあるのか、多くの園で、去年までは朝に並んだり、抽選になる事もなかったんですが…と説明され、今年は定員を大幅に超える応募が来そうですと言われたのでそういう環境になりつつあるようです。

先着順なら早い人は早朝から並び始めることも

見学に行った中の1つは超マンモス幼稚園で、人気園でもあり、例年人が多いようでしたが、見学に行った時に色々聞くと、毎年早朝から並んでるという話でした。

園としては近隣の住宅の人たちに迷惑もかけるので並んで欲しくないが、こればっかりは並ぶなとも言えずどうしようもなく…と濁されていました。

ただ、他の園でも本来は並ばなくてもいける人数の募集があるのに、誰か1人でも並び出すと、あ、やっぱり並ばないとダメなんだ!急いで並ばなきゃ!と行列心理の如く、皆が並ぶようになる事が多いようです。

抽選は本当に運でもうどうしようも無い

今回、我が家が行きたい第1希望の幼稚園も抽選でした。
募集人数がだいたい50名くらいのところに、そもそもの優先枠(兄弟が入っていたり、親が卒園児だったりなどなど)で、半分近くが埋まってしまい、残りの25名程の枠を60~70名程の応募が来ていたという状況でした。

結果的に、息子にクジを引かせたら、縁があったのか見事に当たりくじを引いてくれ来年から通える事になりましたが、このクジって本当にもう運でしかなく、なかなか強烈だなーと改めて思いました。

保育園の時もそうでしたが、親の選択1つで大げさですが人生が大きく変わるなーと改めて実感したまでです。

当然、受かる人がいれば落ちる人がいる

幸いな事に、我が家は抽選で受かることができました。
ですが、裏を返せば、40名~50名ほどの人たちは入園できないという事でもあります。

今通っている保育園から同じ幼稚園に行くお友達も何人かいて、受かった人もいれば落ちてしまったという人もいました。

住んでいる場所にもよるのでしょうが、近くに他の幼稚園や保育園が無かったりで、ここを落ちたらなかなか辛いという人もいたのか、結構抽選後は夫婦で険悪という方もいらっしゃいました。
まぁ仕方ないのかもしれませんが…

親としては良いなと思ったところにやっぱり通わせてあげたいなと思う反面、先着順なら早くに並べばなんとか対処できても、抽選となると、もうどう足掻いても運と縁でしかないなとつくづく思います。

その抽選1つで行ける、行けないというのが決まり、一部のお友達とは離ればなれになるのが確定するというのも、3歳前になかなか辛いなーと思ったりもしました。

親としては、あらゆる可能性を考慮しておかないといけない

自分が好きな言葉というか、よく心の中に留めておく言葉の1つとして

「最善を期待し、最悪に備えよ」といった言葉があります。

元はなんか西洋の方での「Hope for the best. Prepare for the worst.」という言葉の訳ですが、まさにこれだよなーと思います。

結構周りにも聞いたりすると、あまり見学に行ってない、落ちたらその時考えるという方が一定数いて、少し驚いたりもしたのですが、やはりこの最善を期待しながら、最悪に備えるというのはめちゃくちゃ重要だと思います。

第1希望の幼稚園のところから、「応募人数が多いので抽選になります。」と連絡が来たときから、我が家の幼稚園シミュレーションが始まりました。

通える幼稚園をリストアップし担当を決める

この言葉通りに考えていたので、受かれば最高だけど、抽選に落ちた時にはどうするかというのを夫婦で色々話して考えました。

見学に行った5~6件のうち、これは無いなと思ったところを排除し、そこから色々洗い出しました。
だいたいこんな感じです。

なぜかは分からないのですが、幼稚園の願書や入園申込の受付日って結構多くのところで被るんですよね。
大阪だと、今年は10月1日が日曜日だった事もあり、10月2日が多かったんじゃないかなと思います。

なので、まずそもそも、願書の受付日がいつなのか、そして先着順に決まるのか、人数が多いと抽選になるのか、また親以外の祖父母などでも可能かなど色々調べてピックアップしていました。

第1希望の幼稚園がダメだった場合、最優先課題として、通える幼稚園の確保は絶対必須だったので、先着順の幼稚園を調べ、そこなら最悪夜中から様子見て多ければ早めに並べば通えるだろうという事で、まず1つ確保しました。

次に、もっと他に行けるなら行きたいところで抽選のところなどをどうするか、妻の有給を申請しておき、それぞれどこに行くか、抽選で受かったらどうするか、落ちたらどうするかなど色々シミュレーションをし、第一希望の幼稚園の抽選に落ちたら、私はここへ行く、妻はここへ行く、場合によっては義母にもお願いするかもといった感じで計画を立てていきました。

まぁ結果としては、息子が見事に当たりくじを引いてくれたので全くこの計画を使わなくてもよくなりました。

保育園に幼稚園と、なかなか通うところを確保するとしても、最悪に備えておくというのはやはり大事だなと思います。

多分、大事なのは、落ちたりしたときの判断の共有

抽選って最早どうしようもありません。
自分がどうにかして頑張れば対処できるというものでもありません。

だからこそ、こういう時って夫婦の判断や考え方をすり合わせておく必要があるんじゃないかな?と思っています。

誰が引くのか、それを引いてダメだった場合、色々な考えが頭をよぎると思うんですよね。
自分がひかなければ…あっちを引いてればなどなど。

我が家は、子ども本人に引かせて、縁があれば通えるし、受からなければ縁が無いから他のところへ行けという事でしょという考えに落ち着かせました(笑

何度もいろんなところに仕事の休みを取って見学に行って見て回ってとしているので、やはり受からないというのはなかなか精神的に来る物があるはずです。

結果としては受かりましたが、落ちた事を想定して動いておくのも精神的にも必要かなーと思います。

たった1つのクジでの分かれ道でもあります。
それが今後どう左右するかは全くわかりませんし、受かって良かった、受からなくて逆に良かったという事になるかもしれませんし、

息子も最初に行った保育園はすぐ辞めて転園してるくらいなので、行ってみたら違ったとかの可能性もゼロではありませんし、そういった事もふまえて、「最善を期待しつつ、最悪に備える」というのが大事だなーと幼稚園の抽選を見て、つくづく思った次第です。

と言うことで、来年4月で今の保育園もお別れなので、今のうちに色々とたくさんの想い出を作っておいて欲しいなと思うばかりです。

  • 公開日:2017.10.11
  • 更新日:2020.04.04

テーマ:育児・子育て, 保育園・幼稚園, 共働き・仕事など

タグ :

記事のシェアにご協力お願いします

この記事へのコメント

現在、この記事へのコメントはありません。
良ければ下記のフォームより、この記事にコメントをお寄せください。

この記事へのコメントを投稿する

必須】お名前

必須】メールアドレス
任意】ウェブサイト
必須】コメント

この記事の関連記事(一部広告含みます)