保育園では成功するのに家で失敗していた
トイレのトレーニング1ヶ月間のやったことのまとめ

  • 2017.06.02
  • 2020.04.04

育児・子育て

苦節1ヶ月といったところでしょうか。
せっかくのゴールデンウィークという長期連休があるんだから、これを機に家でも本格的にトイレトレーニングをして、オムツを終わらせてしまおう!という試みを4月半ば頃から妻と話をしていました。

冬場は寒いからトイレに裸で座っていると問題があるけど5月の暖かい時期なら問題ないしって事で、今まで結構トイレに座らせたり意識付けもしてきたし、順調だったから余裕でしょーと思ってましたが、なかなか大変でした。

調べてみたら、同じような境遇の人はたくさんいたので、なにかしら少しでも参考になったりすればいいなと思ってまとめてみました。

保育園では、ほぼ失敗ゼロのトイレも家では高確率で失敗

これです。
保育園ではトイレしっかりできているのですが、家ではなぜか失敗してしまいます。

もっと言えば、既に4月の頃から、保育園ではオムツではなくトレーニングパンツで過ごせるほどに、トイレの失敗ほぼゼロだったようでノートにもそう書かれていました。

先生たちからも、もう失敗する事ほとんどないですし、家でもパンツしてみてはどうですかー?などと提案を受けるほどでした。

以前にも記事にしていましたが、2歳前からプチトレーニング的な感じで、トイレに座るという意識付けなどはしたりしていました。

2歳前からのトイレトレーニング。いつから始めて何をするかの我が家の記録
子どもが産まれてから、やらなきゃいけない事はまぁぶっちゃけ多々あります。 初めてならなおさら、わからない事だらけなので試行錯誤しながら、経験 …

本人もパンツ履くーと言ったり、おむついやだーと言ったりしていたので、やってやろうじゃないか!とやる気全開でいったものの、そう簡単にはいきませんでした。

とにかく家では事前報告が無く、事後報告ばかりに

保育園ではほぼ失敗がゼロな息子のトイレですが、家ではほとんどが事後報告でした。

保育園では、先生に聞くところによると、おしっこ・うんちともに出そうになる前に、トイレ行くーといったり、おしっこー、うんちでるーと言ったりしてトイレアピールするそうです。

なので、家でも教えてねーと言うと、いいよー。や、うん。わかったー。と元気な返事をするので、期待していたのですが、家では全くそんな事もなく、出たよーという事後報告ばかりでした。

最初こそいきなりパンツ履かせてチャレンジしてみましたが、事後報告ばかりで、おしっこにうんちも漏れ漏れという事でいったんおむつに逆戻りしてからトレーニング再開しました。

この辺りは、今まで自宅では事後報告ばかりしてもらっていた故の弊害なのかもしれません。

口では次は言うねと言うけれど。。。

息子は言葉の発達は割と早い方なのか、2歳3ヶ月の今では割と普通に話せています。

そのため、トイレの事後報告の時に、次はおしっこ出そうになったら教えてくれるー?と言うと、うん。いいよー。おしっこつぎは教えてあげるーと言ってくれます。

ですが、実際には次の時も、おしっこ出たよー。うんち出たーという事後報告ばかりが続く結果に。

おしっこ出ておむつ気持ち悪いから変えてーと、話しかけてきておむつ・パンツ変えてアピールはしっかりしてくれるのですが、事前に言ってくれることはなかなか難しいという状況でした。

次は教えてくれる?約束してねーというと、いいよー。約束するー。次は教えてあげるーと言ってくれるのですが、以下同じでループするという状況でした。

このままじゃ終わらない!という事で、色々と試行錯誤しながら考えてやりくりして、やっと1ヶ月ほど経った今、保育園と同じようにほぼ失敗する事もなくなり、きちんと教えてくれるようになりました。

同じように悩んでいる人に向けて色々と対策した事や思ったり感じた事をまとめてみました。

基本家では甘えているという大前提で考えると良い

結構自分も調べたり他の人の経験談はどうだろうと調べたりしていましたが、この保育園では出来て、家では出来ない(やらない)というのは結構多いと思います。
まぁ簡単に言えば親に「甘えてる」んだと思います。

家と保育園では当たり前ですが違います。
家には父もいて母もいて、甘えやすい環境にあります。

保育園は大好きな先生や友達がいても、家のように自分だけを見てくれて甘えられるかというとそういうわけにはいきません。

そのため、もはや環境が全く違うという大前提で立った方が良いという事に気付きました。

ご飯なども、保育園だとお箸で全部自分で食べられるのに、家だとむつかしいから手伝ってと甘えてきたりしますし、もはや保育園の成功体験は自分達の頭の中から消し去ろうという思いで取り組みました。

トイレに定期的に座らせる事からリスタート

まずは仕切り直しました。
もう保育園で出来てるから家でも出来るという思い込みは親の勝手な思い込みであって、息子からしたら環境が全然違うんだから、家でのやり方をちゃんと教えてあげないと!と思いリスタートです。

それが、まずトイレに座る、そして、家でもトイレでおしっこ・うんちをするという事を思い出させる、もしくは覚えてもらうでした。

なので、1.5時間置きくらいに、まずはトイレに座るという事を実践しました。
出る・出ないに限らず、トイレに座るという事をさせて思い出してもらおうといいう感じです。

当然、最初はそんなにうまくいきません。
ですが、トイレに座ってくれる事に褒めて、ありがとーと言ってあげる事で、次第に慣れていきました。

トイレに行くのを嫌がらない対策をすると良い

そうはいっても、最初の頃は普通に行ってくれますが、定期的に行くため、途中から案の定、行くのを嫌がりだしました。

そこを無理矢理連れていったりすると、当然の如く余計に嫌がるだろうと思ったので、段階的に対策を立てて、トイレに行くのを嫌がらないようにしました。

そのために、色々試行錯誤しながら工夫を凝らして、トイレに行くこと自体は怖くないし、嫌な事でもないよという事を教えてあげると良いのでは無いかなと思ってます。

専用のトイレスリッパを用意してあげる

なぜか我が子はスリッパが大好きです。
いつも私や妻のスリッパを勝手に履いては、これはお父ちゃんのじゃないで。○○ちゃんのやで。と教えてくれます。

なので、トイレに連れていき、親がスリッパを履いているのに自分のが無いと貸して!と言うので、昔に買ったドクターイエローのスリッパをトイレ専用として配置しました。

トイレにいって、スリッパ履いて、トイレに座るという一連の流れを覚えてもらいました。
なかなか履かない時は、ドクターイエローが履いてーって言ってるよーといった声掛けでなんとかしのいでいます。

息子が好きなモノを座った時の目線にくるように

我が子は今も電車や新幹線が大好きです。
なので、トイレに座った時のちょうど右向いた時の目線にプラレールのチラシを貼って見れるようにしました。

おかでげ私も乗ったことのない東北新幹線などを覚え、はやぶさ、かがやき、ドクターイエロー、こまち、こだま、と会話できるようになりました。

アンパンマンのトイレに座れば、プラレールのチラシが見れて触れるという事にしました。
このあたりのチラシは、定期的に変えたりすると最初の頃はトイレに行くのを嫌がらなくなるかもしれません。

トイレに行ったらシールを貼れるようにした

無機質になりがちな、トイレを楽しくしようという事で、妻がトイレシール帳を作ってくれました。
壁に、シール帳的なものを作り、うんちが成功した場合とおしっこが成功した場合用に、それぞれシールを貼れるようにしました。

当初はトイレが成功した時用にシールを貼るとやろうとしていましたが、最初はなかなか成功せずトイレに行くこと自体を嫌がりだしそうだったので、行ったらシールを貼れるという事にしました。

ただのA4用紙を壁に貼り付けて、うんち用 - おしっこ用とすればいいだけなので、超楽チンですが効果抜群でした。

シールも100均や薬局で薬貰ったときにシールが付いていたりするので、それらを活用しています。

途中からは、好きなシールはうんちが出来た時など少しずつシールを貼る難易度を変えたりして、うんちを頑張ってもらったりしていました。

1ヶ月経った今は、おしっこは普段から良く出来るようになってきたので、シールも一杯になり、急遽横にもう1枚紙を作って新しい枠を作って対処しています。

以外と役に立ったのが、まさかの「修造カレンダー」

我が家のトイレには松岡修造カレンダーが置いてあります。
日めくりカレンダーで、トイレに入った時に読んで、良い意味での暑苦しい言葉に癒されているわけですが、これが息子にもハマりました。

見た事ある人ならわかるんですが、修造カレンダーの修造氏は、表情が大げさなんです。
目を開いて驚いていたり笑っていたりとするので、息子もそれを見て毎回反応するようになりました。

あの人、うわーーーーって言ってるー
あの人、オバケみてびっくりしたんかなー
あの人、うんち出てやったーって言ってるね
あの人、○○ちゃん(息子の名前)来て、やったーばんざーい!ってやってるよ

と、勝手に松岡修造氏の表情を見ながらストーリーを作っています(笑

例えばこれ。19日の日めくり。

ウンチでなくて、えんえんしてるんかなー?と聞いてきました。

例えばこれ。26日の日めくり。

うんちいっぱい出てビックリしたんかなー。と言ってました。

最後にこれ。30日の日めくり。

このおじちゃん、うんちいっぱい出たから、やったーーーってジャンプしてんのかな?と聞いてました。

そうやでーと教えてあげると、うんちしっかりだした後、修造氏をマネするかのようにやったーとジャンプしてました。

ありがたい事に日めくりなので、毎日違う表情になるため、飽きることなく日々、違うストーリーを作っては教えてくれます。

成功したときより、多分失敗したときの方が大切

成功した時なんて、誰でも褒めまくるわけです。
なので、失敗したときの対処の方が大切だろうなって思いますし実感します。

ある程度、トイレができるようになってくると、失敗したらしたで、トイレに間に合わなかったのー。と落ち込んだりしていますしね。

失敗したときに、今回も頑張った事を褒めてあげて、次にチャレンジしてみよう。という前向きな姿勢に持って行くのが一番大変ですし大切じゃないかなとつくづく感じます。

そうは言っても、やっぱり特に忙しい時などはついイラッとしてしまいがちだったりする事もあったり、トイレ行くーといいながら急に遊びだしたりと、なかなか試練も多いですが、そのあたりの親の精神と感情コントロールが後は決め手だなとも改めて実感しています。

しっかりと改めてやろうと家族間で意識をすりあわせて、環境を用意してあげれば、割とスムーズに少しずつできるようになってきたりしました。

そこからは書いている通り、途中途中、成功した時に褒めてあげ、失敗したときも褒めてあげて励ましてあげて慰めてを繰り返していきました。

本格的に始めてから1ヶ月弱かかりましたが、ようやく今では日中はオムツを付ける事もなく、ほとんどおもらしをする事もなく、自分でおしっこ・うんちーと言ってトイレに行けるようになりました。

公園などにも家でトイレ行ってから行くのでトレーニングパンツで行けていますし、行きたい時は教えてくれるようになってきているので、外でもだいたい安心できています。(たまに失敗しちゃうけど、そこは仕方ないという事でやってます。)

保育園ではきちんと出来ているのに、家ではなかなか上手くできないというのは、自分も同じ悩みがあったんで調べてましたが結構いるようです。
多分最初にも書いたように甘えてるんじゃないかなと思ってます。

そんな時は、保育園で出来ているという考えをいったんクリアにして、家でのトイレの方法を改めてしっかりと環境作りから始めてみればうまくいくかもしれません。

保育園は保育園。家は家。
環境も違うし甘えられるので家では甘えたいというのが子どもでしょうし、そこを工夫してやる気スイッチや楽しくできる方法を考えてやれば、いけるのではないでしょうか。

とはいえ、目下の悩みはイヤイヤ期が絶頂期に来だしたのか、トイレにはいくものの、「おかあちゃんとトイレいきたい」と言い出した事ですね。。。

せっかく、なんとかトイレは一緒に行ってやってくれても終わった後の手洗いは、おとうちゃんいやだーーと言われるので非常に切ないです。

なんとかお父ちゃんトイレいこー。おてて洗おうーと言ってもらえるように、これからは頑張りたいです。

  • 公開日:2017.06.02
  • 更新日:2020.04.04

テーマ:育児・子育て

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