保育園見学は見て聞くべき事が非常に多い!
我が家が実際の見学時に見て聞いていた事の総まとめ

  • 2016.08.25
  • 2020.04.04

保育園・幼稚園

この時期になってくると保育園の見学に行く、既にもう行っているという方も多いと思います。
本当はもっと前に更新する予定でしたが、わけあって遅れてしまったのですが、認可から認可外まで様々な保育園があり、家の近くはもちろん、遠くギリギリ通える範囲内は全て見学に行こうと思っている方も多いのではないかと思います。

と言うことで、東京と大阪の両地域で保育園の見学をし、実際に大阪では入園後にすぐ転園させる経験をした事もあり、保育園の見学時に見ておくと良いこと、聞いておくと良い事、確認しておくと良い事などについてまとめてみました。

実際に自分たちが見学に行った時に見て聞いて、帰って夫婦で話あって共有して、ここは見ておこう・聞いておこうなど徐々にブラッシュアップしたメモがベースになっています。

ちょうど友人が今年出産し保育園の事を相談されていたのと、こんなブログでも今年の保育園落ちた関連の時に人が集まった事もあってか、見学どういうとこ見ました?的なお問い合わせメールを数件いただいた事もあり、同じような方に少しでも参考になればと思います。

相変わらず非常に長いので空いた時間にでもお読み下さい。

そもそもの保育園見学をする前の準備と心構え

これから保育園の見学に行こうと思っている人も多いかもしれませんが、保育園によって本当に実に様々です。
凄い親切丁寧に説明してくれるところもあれば、正直、あれ?と思う程に適当に切り上げようとしているところまで本当に様々です。

なので、本当に色々見て回る事をおすすめします。

可能なら、できるだけ夫婦で行くのがおすすめ

もちろん仕事があるというのは重々承知の上でのこの記載になります。
ですが、可能であれば、午前休や午後休、有給を取ってでも行く事をおすすめしたいです。
特に、第一希望や自分達の中で優先順位の高い保育園の見学に行く際には、なるべく行った方がいいと思います。

というのも、やはり男性と女性ではなんだかんだで見るポイントや気になるところが違ってきます。

実際我が家でも、あ、そんなとこ見てたの?といった事が多々ありました。
男性的な目線から気になるところ、良かったところ、女性的な目線から気になるところ、良かったところは違います。

実際に見学をして、夫婦で帰ってここはどうだったと言いながら、なるほどね。そうか。そういえばそうかも…といった感じで意見をまとめたりしていました。

しかしながら、私自身、保育園見学に10箇所近くは合計したら見学に行っていますが、父親の方と会ったことは1度もありません。。。
仕事があって大変ではあるかとは思いますが、父親も見学には行くことをおすすめします。

保育園見学の順番はしっかりと計画を立てて考えて行く

保育園の見学は闇雲に適当に入れてはいけません。

当然自分達の中では、ここに入れたらいいなという保育園があるはずです。
いきなり、そこに電話をかけて見学に行こうとしてはいけません。

受験などでも同じですが、いきなり本命を受験したりしないと思います。
初めての受験なら、まず雰囲気や流れを経験するために、滑り止めなどの受験を複数受けて、本命の受験にのぞむかと思います。

保育園の見学も同じで、いきなり本命の見学に行くと、流れや質問内容や周りの環境など全くわからない中での見学になるため、聞き忘れた!見落としてた!というのが出てきてしまいます。

ですから、最初は他の園へ見学に行ってまずは慣れるべきです。
もちろん、保育園側も時間を割いてくれて見学を受けてくれているので、行く可能性のない園への見学は迷惑なので止めておくべきですが、全部落ちたら行くかなという希望順位としては低い園からまずは行く事をおすすめします。

そして、ある程度慣れた後に本命や第二希望など希望順位の高めの園への見学をする事をおすすめします。

都心は空きがそもそも無いので見学はあまり意味がない事もある

保育園の見学に行くというのは、実際問題、自分達に選択権がある場合にしかあまり意味がありません。

都内や地方大都市などでは待機児童問題が多く、我が家も世田谷区での入園を諦め大阪市へと引越しをしてきました。
(もちろん、大阪でも待機児童問題は発生していますしそれだけが理由というわけでもありませんが…)

そうなると、何個か見学して、A保育園はどうだった、B保育園はどうだった、C保育園はどうだったといった事を考えても、そもそも入れる状況じゃなければ、あまり意味がありません。

都心などでは認可外などで募集人数が1人に対して見学が100人を超えているといったところもある状況です。

見学して、ここが良いから入れよう!というのは空きがあればこそです。
実際に見学しても、募集が無ければ意味がなく、結果的には空いてるところ、自分達が入れるところで必要最低限を満たしていればOKという事態になってしまいます。

もっと言えば、大都市圏では見学の意味会いが、「どういう園なのか」といった見方ではなく、「変な園でないか」の確認をするものになってしまっているのが実情です。

なので、実際、次から書いているような見ておくべき事、聞いておくべき事を、聞いて本当に役立つかはどちらかというと地方在住の方だったり、空きがでた保育園が今あって…といったような方のみになるのかもしれません。

とはいえ、ジレンマではありますが、それでもやはり大切な我が子を預けるわけですから、無駄足かもしれなくても見学には行くべきだと思います。

保育園の見学で、必ずやった方がいいこと

と言うことで、本題の見学において何を見て聞いて確認するかを書いてみたいと思いますが、まずは保育園への見学をするにあたって、実践しておくと良い事をまとめてみます。

見学は2回行けるなら行った方がいい。時間もずらせるなら理想的

いきなり非常に無理難題に近いのですが、見学は2回行けるなら行った方がいいです。
もちろん、全園に行くのは時間的にも厳しいですから、1度見学に行って、この園は良かったなと思える園に限ってという事にはなります。

この時、時間も前回の見学時と違う時間帯で行ければ理想的です。
というのも、見学に行く時間によって、当然園の状況や環境というのは大きく異なります。

登園時の頃なのか、昼食の頃なのか、お昼寝の頃なのか、遊び時間の頃なのかなどで、全くもって異なり、自分が見学に行った時以外は当然見る事はできません。

そういった意味で、可能なら2回行って、見学できるなら登園時とお昼寝時、昼食時とお遊び時などのように、2シーンを見学できれば色々わかってオススメです。

特に2シーンは、園児が静かにしている時間帯と、起きて遊んだり騒がしい時に行く両極端に違うほうが、その雰囲気や対応がわかって理想的です。

散歩の時間に園近くでひっそり見学するのが実は非常にオススメ

保育園では今の真夏の超絶暑い時期などは熱中症の恐れなどもあったりするので、行かない園も多いと思いますが、そうでなければ晴れた日の多くは近くの公園などにお散歩にお出かけします。(意外と園庭があっても、外の公園に行く園もありますので聞いとくと良いと思います。)

当然散歩中は見学できないのですが、見学時に散歩はどこへ行く事が多いのかなどを聞いておけば、遠くからどういった状況や雰囲気なのかを確認できます。

また、事前に見学などを伝えていかないある意味のぞき見的なものでちょっとあれな気もしますが、保育園側は見られている事を知らないので、ある意味、本当の意味での“普段の姿”を見ることができます。

実際我が家は見学に行って聞いたりして良さそうなところも、散歩の時の雰囲気や保育士の言動があまり好ましくないと思ってたところもありましたし、小さな公園に着いた後は園児は自由行動的な半放置で自分は携帯をポチポチやってるような小規模認可外の園もあったりしたので、結構、親に見られてない普段の姿などが出やすい散歩は見ておくと良いと思います。

見学時での質疑応答には模範的な回答をするところもありますが、実際の散歩などは生で確認できて非常に参考になるところがあります。

認可と認可外などで少しやり方を変えると良いかも

少しセコいというか、汚いかもしれませんが、認可保育園と認可外保育園では、見学のやり方を変えると良いと思っています。

というのも、認可保育園には、園に誰を入園させるかという権限は基本ありません
認可保育園の場合、市や区などが申込みや審査を受付、出された資料をもとに、指数に応じて入園の可否が決められます。

そこに、認可保育園側の園長や保育士などの希望などは一切通りません。
しかしながら、その一方で認可外保育園は、園側が誰を入れるのかというのを決められる園も多いです。

極端な言い方をすると、認可の保育園では聞きにくい事や嫌な事を聞いても、それで印象が良かったり悪かったりで審査などに影響が出るという事はありませんが、認可外保育園の場合は質問や見学の仕方によって、その園からこの保護者は入れない方が良いと思われると、最悪の場合落ちてしまうという可能性があります。

実際、とある認可外保育園の見学に行ったとき、そこの園長が父親も見学に一緒に来ている夫婦は、父親の育児参加の可能性が高く、園でトラブルを起こしにくいため良い印象を抱きますという事を言ってました。(※申込みはしてないので、実際にどう影響があるかはわかりませんが…)

認可と認可外では、入園の審査というか決定権が異なります。

都心であれば、1歳の4月入園で預けるために、0歳で認可外に預けておくという方法を取る方も多いかと思いますが、認可外の場合は、見学の姿勢や質問などの内容で、相手を不快にさせたりしないよう少し配慮しておいた方が良いかもしれません。

園長や保育士だって人間です。
この親の子の面倒見るのイヤだな…と思われたり、後々トラブルになりそうな親だなと感じられないようにしましょう。(もちろんそんな親にならない事が大前提ですが!)

実際に園に行ったら自分の目で確認しておくと良いこと

と言うことで、前提条件的なものは終わらせて、実際に保育園見学に行ったら、自分の目でどうなのかをしっかりチェック・確認しておくと良い事を箇条書きになりますが、まとめておきます。
本当は1つ1つここはどうと書きたいところですが、あまりに長くなりすぎてしまうため、割愛します。

施設や設備的なものの確認事項

保育士や園児の確認事項

実際に園で質問しておくと良いこと

次に、保育園で質問というか聞いておくと良いと思った事をまとめておきます。
料金の事や延長保育の事などは多分、ほとんど忘れずに聞くし向こうからだいたい説明があったので省きました。

施設や園や人に関して

食事などに関して

遊びなどに関して

健康関連に関して

細かい事を言えばもっと色々あるのかもしれませんが、我が家はだいたいこれくらいは聞いたり確認してました。
(思い出したりすれば随時更新していこうと思っています)

もちろん、多くは見学時に向こうから説明してくれる事も多いので、説明してくれなかった分を聞くという感じでやっていました。

入園後に知らなかった…では遅い、聞いておかないと後悔する質問

先ほどの質問は、全て保育園に聞く「子どもに関する」質問です。
ですが、実際に保育園に入園すると、色々なにかとやらなければいけないのは、当然、私たち親になります。

そして園はそれぞれの特色などを活かすため、方針も考え方も全く異なります。
ついつい園に入園して子どもが無事に育ってくれるかを考えるのは当然ですが、自分達の負担なども考えておくのも忘れてはいけません。

なので、その中でも知らずに入園したら、結構痛手になりそうなものについてはピックアップしてこちらに書く事にしました。

おむつは紙おむつで大丈夫かどうか

園によっては、布おむつ以外受け付け禁止というところもあります。
実際、自分達はとある認可の保育園の内定をもらったのですが、布おむつ以外NGとギリギリで知り、ごめんなさいして、他の方に譲りました。

紙おむつでも、銘柄指定がある園もあるそうなので、園によっておむつの方針は異なるため聞いておきましょう。

寝具は何をどう持っていくのか

よく月曜日にやたら大きな荷物を抱えたお母さんを見かける人もいるかもしれません。
だいたい、あれは保育園へ寝具を持って行ってる方です。

園によって毛布、タオル、シーツ、バスタオル、布団類などなど持って行くものが変わりますし、園側で全て用意してくれている場合もあります。

ハードなところだと、毎週月曜に寝具を持って行き、毎週金曜には寝具を持って帰らなければいけないところもありますし、全部園で用意しているというところや、自分で持ってきても園が提携しているレンタル業者を使ってもOKという場合もありますので、忘れずに確認しておきましょう。

服の規定などについて

園によっては服の規定も厳しいところから緩いところまであります。
特にフードが付いている付いていないの方針は、園で結構変わるようで、自分たちが見学に行ったところでも、フードが付いた服は全禁止のところもあれば、特に問題無しとしているところもあります。

子ども向けではない父母向けイベントの有無と頻度

園によっては、親向けのイベントが用意されている事もあります。
例えば、父母交流会などがその最たる例ですが、あるところと無いところが当然あります。

他にも、園内バザーやフリーマーケットなどの開催等々、父母向けのイベントが開催される事もありますが、これは良い面もあれば悪い面もあります。

自分が見学に行った園の1つは、バザーなどの父母イベントは月に1回必ず土日に開催するため、父母のどちらかは「絶対に参加してもらいます」という園もありました。

保育園見学のまとめ

我が家でも3歳で今の園に通えなくなるはずなため、いずれまた見学は自分達にもやってきます。
その備忘録として、当時の見学で色々とメモや夫婦間の共有ファイルなどで残していたものを、少し記述しなおしてまとめました。

聞く、聞かない、何を大事にするかというのは家庭によって様々です。
園のイベントがたくさんある方がいいと考える人もいれば、仕事しているから園のイベントは極力ない方がいいと考える人もいます。

ですから、自分たちの中でチェックリストなどをしっかり作って、見て聞いて、確認して慣れていくしかありません。

私たちも最初はわけのわからないまま、とりあえず見学に行って話を聞いてみてといった流れでコツを掴んでいきました。
それでも、実際には見学時と行ってみたら思ってたよりも違う…というのは良くある話です。
我が家もそれで、1回入園後にすぐ転園しているわけですし。。。

今自分たちがいっているところは、多少なら時間の融通も利かせてくれるのですが、知人の行ってる園では、働くママさんを応援する的な理念や考えもある園のはずが、お迎えを時間内のギリギリに行くと、嫌みっぽくもう少し早くお迎えきてくれると助かるんですけどねぇ…と園長に言われるよ。と言っていたりもしましたし、本当に園によって様々です。

実際に見学時は就職や転職と同じで皆が良いところを見せようとするというか、悪いところは見せないという感じは否めませんから、なるべく自分の目でしっかり確認して、言われたことを信じすぎない事も大切なのかなとも思っています。

地元や近くに同じ年代の子の集まりなどに参加して情報共有するのも1つの手ですし、意外と穴場が美容室です。

産後に復帰している美容師も多くいて、カット中は結構話せるので情報交換ができます。。
美容師のプロフィールなどを見たら、そういった産後復帰ですといった事などが意外と書かれてたりします。

自分も行って話をして初めて知った事などを共有したりといった事を当時は少ししたりしました。
産後ママさんの美容師がいる美容室を探して指名してカットしてもらいながら、近くの保育園ネタを話すというのも1つの手ですよ。

なかなか見学は時間がかかり大変ですが、場合によっては大げさでなく、我が子の命にも関わってくる事にもなりますから、しっかりと見学をさぼらずだらけず行うように頑張っていきましょう。

  • 公開日:2016.08.25
  • 更新日:2020.04.04

テーマ:保育園・幼稚園

タグ :

記事のシェアにご協力お願いします

この記事へのコメント

この記事へのコメントを表示します。
もしこの記事にコメントなどありましたら、ぜひこちらよりコメントを投稿ください。

この記事へのコメントを投稿する

必須】お名前

必須】メールアドレス
任意】ウェブサイト
必須】コメント

この記事の関連記事(一部広告含みます)