東京と大阪それぞれで約1年間、子育てをしてみて、
思ったそれぞれの良いところや良くないところのまとめ
2016年も残すところあと2日となったわけです。
1人で仕事をしている身としては、仕事納めも仕事始めなどもあまり関係なく、年末年始も空いた時間で少し仕事をするわけで、こういう時だけ、あぁ…と思わなくもないかもしれませんね。
とはいえ、1人仕事していたからこそ、今年色々自分の中では大変動だった、保育園が絡んだ東京の世田谷から大阪への引っ越しなどもうまくいけたわけで、良かったなぁと今なおしみじみと思います。
と言うことで、せっかくなので、東京と大阪でそれぞれ暮らして行く事、子育てする事などで比較してみました。
あくまで、住んでいた地域の事が中心なため、非常に偏りがあるかもしれません。
大阪に20年以上住んで、東京へ移って10年以上住み、そして今年改めて大阪に戻ってきて、ちょっと思う事をまとめてみました。
【追記】
大阪に帰ってきて3年経ったので、改めてまとめてみました。
- 仕事は東京。住まいと子育ては大阪。3年経ったけど思ってた以上に快適で素晴らしい
- 東京の世田谷区に住み、保活をして苦しんでいたのがもう3年も前になりました。 ちょうど今がまさに認可保育園からの入園の選考発表時期という季節に …
まず結論。どっちもなんだかんだで良いところです
大阪と東京ってなんだかんだといがみ合うというか、大阪が東京を敵視する傾向がありますが、なんだかんだで、大阪も東京もいいもんだと思います。
こう言っちゃうと比較する意味なくなっちゃいますが。。。
自分も大阪に住んでいて東京へ行く前は、東京なんかに負けへんぞ!なんて思ったり、標準語なんか絶対しゃべらへん!なんて事を思ったりしていましたが、いざ東京へ行ったら、スケールの違いを思い知らされ、あ、大阪じゃ東京に真っ向勝負しても勝たれへんやんけ!と思ったのを今でも覚えています。
梅田レベルが余裕で複数あって、難波や心斎橋レベルがたくさんにあり、天王寺レベルは至る所にあるという感じで、こりゃすげーわ。っておもったものです。
まぁ、そんな頃が20代の前半で独身だったし、今は30半ばになった事や、父親にもなり子育てする立場になった事もあって、東京と大阪でそれぞれ約1年ずつ子育てした事にもなるので、まとめてみました!
金銭面で言えば、東京はやっぱりあらゆるものが高すぎる
もうこの1点に尽きます。
家賃含め生活していくにおいては、東京はやはり非常に高いです。
東京に10年以上いたので感覚が麻痺してしまっていますが、今年大阪に帰ってきて痛切に感じました。
東京と大阪で同じような住環境で家賃はだいたい3割程安くなる
東京にいたときは、東京都世田谷区に住んでいました。
世田谷区というと、高級住宅~なんて思われていますが、私が住んでいたのはそちら側ではなく、どちらかというと下町チックな方です(笑
大阪にきてからは、大阪府大阪市です。
大阪市もかなり広めですが、子育てや治安をある程度は重視した地域に住んでいます。
で、どちらも駅から徒歩10分以内、間取りは2LDK、築年も20年以内という結果に落ち着いたんですが、あら不思議。
東京で借りていた賃貸と、大阪で借りている賃貸が、まさかの同じ平米数(厳密は、小数点第2が「2」ほど東京の方が大きいです)でした。
なのに、料金は東京で15万円Over、大阪はUnder10万円という価格です。
もっと言えば、大阪は東京の時より階層が上で最上階の角部屋で、徒歩も5分以内という環境にも関わらずです。
仕事の多くは東京にクライアントがいるので毎月に1度は出張で行っていますが、宿泊費+交通費で30,000円くらいで早めに予約しておけば取れるので、それを加味しても出費という観点からは大阪に住んだ方が安いです。
スーパーなども通常価格では大阪の方が安い事が多い
これは住む地域の環境によるとは思いますが、今の大阪で住んでいるところは近くにスーパーが複数あるので、価格競争なりなんなりしてくれているのか非常に安いです。
東京でちょっと安くした商品が、大阪では通常の値段というイメージです。
あんまり味に強くないので、どっちの素材が美味しいのか?とか考える人は考えるのかもしれませんが、自分にはわからないので適度に安いのは有り難い限りです。
オフィス関連も圧倒的に大阪は格安です
大阪に引っ越しをして、自分の仕事用のオフィスも借りています。
東京にいるときも借りていたのですが、あまりに高すぎたので、超絶小さな独房のような1坪ちょっとの広さを借りてもくもくと仕事していました。
それで東京の時は、だいたい家賃や電気代込で6万くらいしました。
1人仕事していた人達と一緒にオフィス借りた事もありましたが、その時も賃料だけで15坪で20万くらいしました。
今の大阪は8坪程のオフィスを借りて仕事をしていますが、賃料も7万円程になり、1人だけの仕事なので広くて快適です。
窓があって仕事出来るのは最高です。
それくらい、大阪といえども東京に比べたら圧倒的に破格値です。
東京で暮らしている人が大阪で同じ暮らしをしようとすると、かなり良い賃貸が借りられると思います。
2LDKや3LDKで、よほど古いとか駅から遠い、都心から離れた場所とかじゃなければ、東京だと15万未満を見付けるのは非常に困難で、20万を越えてくる物件も多いです。
東京で、新宿や渋谷に10分以内で、2LDKで10万未満というのはよほど何か曰く付きでない限り見つかる事はまずないと思いますが、大阪だと梅田に10分以内の地域でも、10万以下でも余裕で見つかるほどです。
歩きタバコがない東京は子どもがいる身からすると凄く良い
東京から大阪に帰ってきて一番がっくりきたのがこれですね。
東京では23区など多くのところでや歩きタバコをしない事を努力する義務やポイ捨て禁止などが条例で定められています。
調べたら歩きタバコは禁止というわけではなく、しないようにするという努力義務なんですね。初めて知りました。
ですが、東京の世田谷にいた頃は、まず歩きタバコに遭遇する事はありませんでした。
そこへ、大阪へ帰ってきたら、もう至るところというか、皆さん普通に歩きタバコをしています。
もちろん、個人の嗜好なので(自分はタバコ吸わず嫌いな方ですが)、あまりどうこう言うのもどうかと思いますが、やはり子育てしている身としては、歩きタバコは無いに越した事はありません。
タバコの煙もそうですし、持っているタバコの手の高さもちょうど子どもの頭の高さになるため、気になりますし、ポイ捨てなどしてそれを万が一拾おうとしたらなんて事も考えなければならなくなります。
そういう面では、喫煙者からしたら、辛いかもしれませんが、非喫煙者の立場からしたら、東京ってちゃんと整ってたなーと思います。
不審者情報では圧倒的に大阪が多い
もうこれは大阪ですから、想定の範囲内でしたが、想像以上の数でした(笑
昔から住んでいたし、東京の方が少ないなんて思った事もあまりなかったですが、いざ戻ってきたら、やっぱり変な人は圧倒的に大阪の方が多いですね。
そもそも、東京都も大阪府も不審者情報をHP上で公開してくれていますが、圧倒的に数が違います。
東京は数日に1~2件という感じで掲載されていますが、大阪はほぼ毎日複数発生しており、多い日は1日で最新リストが埋まる程になっています。
とにもかくにも、軽犯罪的なものが起こりまくっているという感じですね。
色々調べたりして、今後も大阪に永住とまではいかなくとも、住む事を考えて、一番治安が良い(?)と言われがちでもある北摂のあたりの情報も定期的にチェックしていましたが、意外と不審者情報や軽犯罪情報が多くて驚きでした。
どういう情報を元に公開していたりとかがわからないので一概に言えませんが、とにかく大阪はやはり軽犯罪や不審者が多いというのは間違い無いです。。。
実は意外?大阪には駅構内や近くで寝てる人がいなくなってた
東京に10年以上いたので、ある程度の大型駅には行っているのですが、新宿しかり池袋しかり、駅構内に結構寝ている方がいらっしゃいます。
大阪も自分が昔にいたころは、新今宮駅を出て地下鉄の動物園前駅に行くまでには、寝ている人とパチンコ屋の間をするりとぬけて、キリストを信じましょうという事をプラカード持ちながら、変なラップ調で布教していた人がいたのも遥か昔で、今の大阪に駅構内に寝ている人を見かけていません。
行ってない地域などもあるからかもですが、歩いていて変な人多いなーと思うのが大阪で、ターミナル駅を降りて地下の構内などを歩いていて、臭いなー寝てるなーと思うのは東京というイメージです。
大阪は10年いたら結構な浦島太郎でかなり浄化されているといって良いのかわかりませんが、綺麗になっているのは間違いないかもしれません。
天王寺なども久しぶりに行ったら、めちゃくちゃ綺麗でビックリしました。
子育て関連のサポートやイベントは圧倒的に東京が多いと思う
これは自分が住んでいた地域の問題もあるかもしれません。
まず、今の自分が住んでいる地域に「児童館」的なものがありません。
区内に一応あるのですが、もはや徒歩や自転車でいけるレベルではなく、電車で2車線乗り継いで、20分くらいかけていくような場所にしかありません。
東京の場合、家から徒歩圏内に複数の児童館的な場所があったので、よく遊びに行ったりしていたのですが、大阪の今の地域にはなく非常に残念です。
実際、世田谷区児童館で調べたら、相当数ヒットしますが、大阪市というもっと広範囲な児童館で調べても世田谷区の数より下手したら少ないのかな?というくらいしかヒットしません。
特に今のような冬場は外で長く遊ぶというのも難しく、かといって家では走ったり遊んだりというのができないので、なかなかどうしようと頭を抱えております。
ボーネルンド的なものもありますが、毎回いけば料金も安くないし…という事で、児童館的なものは近くにないと厳しいですね。
なんだかんだで、結論としてはどっちが良いというより義母が近いのが最大のポイント
子どもにとってはどこに暮らすかなんてまだまだ小さいから、東京だろうが大阪だろうが、そんなに変わりは無いと思っています。
一番の変わったのが、やはり義母の近さです。
東京の時は長期連休のゴールデンウィーク、お盆、シルバーウィーク、年末年始というだいたい4回ほどしか会えませんでしたが、今では毎週会いにきてくれています。
息子もおばあちゃん!と呼んで大好きですし、なにより義母が近いというのはやはり子育ての面においては何よりも強いものだと感じています。
自分の親も助かるのですが、やはり子育てはどうしても母親がメインになってくる面があるため、自分の親だと妻的には色々気を遣ってお願いもしにくいところもあるはずです。
これが自分の親なら気兼ねなしに、あれしてくれー。これしてくれー。と言えるので、多少甘えたりもさせてもらってます。
東京と大阪を比較してはいますが、仕事の面だけで見たら、やはり東京です。
これは迷う事もありませんし、間違いありません。
未だに仕事の全てが東京クライアントですし、大阪クライアントでの仕事も多少は行いましたが、やはりプロ意識やレベルや金銭など優れているのはやはり東京であるのは間違いないと断言できるほどです。
(同じ見積もり額だしたら、大阪は高いと言われ、東京ならそれでお願いできるなら即お願いしたいと言われる事もあるほどです)
それくらい、東京と大阪では物価レベルというのかそういうのもが違うなーと、不動産の料金などを見ても感じます。
ですが、子育てという面に関して言えば、やはり義母が近いというのはそれ以上にメリットが高いです。
なにより、保育園に預けやすいですし。
世田谷区では保育園が絶望的だったので、色々ありましたが、大阪では保育園を転園もしている身ですが、やはり空きがあり見付けやすいのは間違いないです。
保育園に預ける事ができないと色々仕事に差し支えが出てしまいますが、なんだかんだときちんと預けて息子も保育園と先生が大好きになってくれているので、そういう面で大阪の方がいいなとおもうところもあります。
やはり義母が近いというのは子育てにおいては最大のメリットかなと感じています。
そして、東京と大阪に長く住んで戻ってきた、どうでもいいながらの自分の中での最大のメリットは、お好み焼きやたこ焼きが美味しく食べられる!という点で、最大のデメリットは、自分は産まれも育ちも関西のはずなのに、話し言葉が完全なエセ関西弁になってしまっている事です。
お好み焼きやたこ焼きはやっぱり美味しいです。わなか最高ですね。
そして、エセ関西弁になってしまったのは、多分これはもうなおらないんだろうなぁと。
息子と遊んだり会話してる動画を見た時の自分の話し言葉が、誰これ?というレベルで結構な衝撃を受けています。
大阪に戻ったら関西弁に戻ると思ったんですけどね。
変に戻って、ドラマなどで見るまさにエセ関西弁そのものっぽくなってしまい悩んでいます。
と言うことで2016年も色々ありましたが、来年も大阪に住んでいると思うので、大阪で色々な仕事も子育て関連もイベントなりに参加して輪を広げていきたいなと思います。
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