予想外に子どもが手足口病に!
この機会にお医者さんに注意点など聞いてきました

  • 2015.09.09
  • 2020.04.04

子どもの病気・健康

夜中くらいから、熱が出てるな…と思いつつ、もう母親から譲り受けた免疫ブースト期間は終わってるだろうし風邪ひいちゃったんだろうか…と思っていたところ、病院へ朝一で連れて行ったら「手足口病」と診断されてしまいました。

噂というか保育園見学に行こうとしたら、今は手足口病が流行っていて園内でも何人もかかってしまったんで、来ない方がいいですと言われたりもしたので、やっぱなるんだなーと思っていましたがまさか我が子がかかるとは…といった感じです。

せっかくなので、私もちょっと焦って調べたりいつものお医者さんに聞いたりしてみたので、それらをまとめておきます。

最近流行っているのか、よく見られているためまとめました。
この記事は、息子が7ヶ月頃の時に手足口病にかかったときの記録です。(割と重かったです)

その半年後の、1歳1ヶ月頃さらに手足口病にかかった時の記録はこちら。

半年振り二度目の手足口病になりました。親がもわらないための対策もまとめてみました。
もうタイトルの通りですが、子どもが手足口病にかかりました。 去年の夏頃に、保育園見学の時に行ったら流行してて見学不可になったりしていたので …

そして、その1年半後の2歳4ヶ月の頃で保育園に通っていた頃の記録はこちらです。

3度目の手足口病。保育園の登園や熱・元気度・赤いブツブツなど過去との比較
いや、まさかのまさかですが、息子が2週間程前に手足口病になりました。 2度ある事は3度あるとはよく言ったものだと思うばかりですが、約1年と3 …

当日の子どもの様子などについて

夜中くらいから少し熱っぽい?とは思っていましたが、元気だったので、寝て明日様子見るかと思って朝起きたところからのスタートです。
ちなみに前日は親から見る限りでは、気付くような要素は特になかったか?という感じです(気付いてないだけかもしれませんが)

いつも以上にまずは泣いてくずる

朝起きたら、やっぱり熱出てるね。という事で、病院行くかーと思ってましたが、いつも以上にすごくぐずってました。

普段は抱っこをそこまで求めないというか、ベッドとか床のマットの上に寝かせたり座らせていてもニコニコしておもちゃで遊んでいたものの、今日だけはいまいちな反応で、泣いてぐずってあうーあうーと言っていました。

多分このぐずったり不機嫌だったり泣くというのは多くの子が該当するようです。

熱が38度を超える

風邪と思っていましたが、朝起きて体温を測っていると、38.5℃といったように熱が高くなっていました。
後で知りましたが、熱は出る子と出ない子とわかれるそうです。

普段と比べてあまり食べない

まぁそりゃそうですよね。
口の中に発疹というかぶつぶつというか、何かが出来ているのに、いつもみたいに美味しいよ!これ!と食べてくれるはずがありませんよね。

いつもの半分くらい食べて、イヤイヤしてました。
ただ私たちはこの時は、おそらく風邪じゃないか?と思っていたので、やっぱり風邪だから食欲わかないのかな。という珍回答を話していました。

下痢で便の回数が一気に増えた

これも医者に聞いたところ人それぞれのようです。
下痢っぽくなる子もいれば、ならない子もいるとの事。

うちの子は下痢に見事なまでになってしまいました。
いつもは1日1回ほどだったのが、当日だけで5~6回ほどはおむつを替えていました。便の色自体はいつもと変わらずでした。

でも私たちはこの時、風邪で下したのかな~なんて珍回答を(略

それなりにまだ元気ではある

特にぐったりしていたりという事はありませんでした。
意外と笑ったり、ニコニコしたり遊んだりして普段よりぐずったりはするもののしんどそうでぐったり…なんて事はありませんでした。

手と足に赤い発疹ができてました(気付きませんでしたが)

完全に私たちは熱出して風邪的なものだろうと思っており、手足口病だなんてこれっぽっちも考えていなかったので、全く気付いていませんでした。

もともと汗疹(あせも)的なものは、夏場なので多少はあったので、汗疹が少しできてるなーくらいの認識でした(息子よ。すまぬ…)

その時は気付きませんでしたが、病院へ行って診察受けて手足を見て、即座に手足口病ですね。と言う結果に。
後で見たら、手足にぽつぽつと赤い点々ができていました。

そもそもの手足口病についてのおさらい

と言うことで、今では子どもがかかる夏の3大病と言われているほど、認知されていますが、改めて見ておきましょう。

手足口病は、口の中や、手足などに水疱性の発疹が出る、ウイルスの感染によって起こる感染症です。子どもを中心に、主に夏に流行します。
感染症発生動向調査によると、例年、報告数の90%前後を5歳以下の乳幼児が占めています。
病気の原因となるウイルスは、主にコクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71(EV71)で、その他、コクサッキーウイルスA10などが原因になることもあります。
厚生労働省より

厚生労働省によれば、このように定義付けされています。
5歳以下の子どもがほとんどとの事ですが、今では以外と大人にもうつっているという話も聞きましたので、看病をする方は要注意です。

主な症状は、上記のとおり、発熱したり、下痢になったりもしますが、主に手足や口に発疹ができるという病名そのままの症状です。
画像を載せると少しアレなので、見たい方は画像検索などすれば、すぐに見つかるかと思います(見る時は少し薄めで見た方がいいかもしれません)

そもそも何が原因でかかるのか

手足口病は感染症になるため、多くが空気感染との事です。
私たちがよくかかる風邪などと同じイメージで、感染している子の咳やくしゃみなどからうつるといった感じですので、近くに感染者がいたらもらう可能性が高いという事でした。

先週とかどこかお出かけとかした?と聞かれて、あ、吉祥寺に行ったわ!
吉祥寺のコピスに行ったわ。あ、井の頭公園の動物園も行ったわ。その辺でもらったんか??と思いました。

他にも、便にもウイルスが存在するため、外の施設などのオムツ交換の時にも要注意との事でした。

これは管理人の予想ですが、外でオムツ交換すると、ウイルスを持っていた子がいたとして、その子の便を介してその子の母親の手にウイルスが付いて、その手で触った箇所に私たちが触る事でウイルスが付き、そのウイルス付きの手を子どもが握る事で、子どもの手にうつり、その手を子どもが舐めてウイルスが侵入成功!というイメージをしています。(違ったらどなたか教えてください)

予防法も治療法も基本的にない

風邪と同じで完全に予防する方法はなく、こまめに手洗いうがいをしたり、特にオムツ交換後に注意が必要との事でした。

あとは、共用で使うものはなるべく無くしたほうがいいね。という事でした。
手足口病は、確率的には低いけれど、大人にもうつるものなので、子どもが舐めたり食べたりしたものを基本触らず、共用したりせず、すぐ手洗いをするようにとの事でした。

特に大人にうつったら、子どもよりはるかにしんどくて大変との事でした。
人によっては高熱が出る事もあり、大量の口内炎、手足のブツブツなどが1週間くらい続いて、食べて痛く飲んでも痛いといった状況になるので、もらわないように気をつけてください。との事でした。

手足口病の治療法も、これを飲んだり刺したらOKといったものはなく、経過観察をしながら基本的にはなにもしないで治るのを待つ。という感じです。
治るのにはだいたい1週間程を見なければいけないので、なかなか痛そうで辛い感じです。

赤ちゃんの場合は、夜に熱があがりやすいため、熱で寝れなかったりする事もあるので、そういう場合のための座薬だけいただきました。
それ以外は、基本なにもしないで治るのを待つ。という感じです。

追記:完治までの症状の簡単なまとめ

同じように手足口病に子どもがなっちゃった。という方は参考にどうぞ。

1日日・発症の日

朝から熱があり、ややぐずり気味です。
熱は38度台で、MAX39.2度あたりまで上がっていつもの病院へ。手足口病と判断され、座薬をもらいました。(結局使わず)

下痢もありで、1日10回ほどでした。
食欲は多少あったので脱水などの心配はまだいらず。
手足と口とお尻に赤いぶつぶつが発生

2日目

朝起きてもいつもほどは元気がない状況。
熱は平熱に戻った。と思ったら、夕方前ほどから顔が赤くなってきて38度程、と言うことで、再び小児科へ。

特に問題はなさそうだけど、口の中に既にもう複数の白いブツブツが出来てるから多分痛いと思う。との事。
下痢が増えてしまい、1日15回ほどのオムツ換えをし、座浴も実践。とてつもなく難しかったです。小児科で整腸のお薬を処方してもらい飲ませました。

食欲は多少ありで、手足の赤いぶつぶつが急増加した事もあり、心配になって、いつもの皮膚科へ行きました。
先生いわく、こんなもん。これが普通。心配いらないよ。でもブツブツが大きいのがあるから、そこには軟膏をという事で、薬を処方。

3日日

朝起きたところで、特にぐずったりは無し。熱も特にあがっておらず平熱でした。
見た目としては、いつも通りで、おもちゃでも遊ぶし奇声も発するし、ニコニコ笑ったりもしていました。

相変わらず下痢気味ではあるものの、回数は少し治まり薬が効いたのか?と思っています。
手足口病の特徴の小さな赤いブツブツというのかポツポツが徐々に拡大し、足の先や手足の先にもできて、腕や足全体にもうすく広がって見た目が痛々しくなってきました。

4日目

皮膚科から念のため再診をとの事で行ってきました。
理由としては病気がどうとかじゃなく皮膚に後が残らないようにチェックだけしておきたいからという理由でした。きちんと言ってくれるのは助かりますね。

調子はもう完全にいつも通り。笑うし泣くし遊ぶし叫ぶ。そんな感じ。
ブツブツ自体は、少しかさぶたになってきだしたものもあるし、小さなブツブツは手と足には相変わらず出ているという感じです。

下痢も徐々に少しずつではありますが、5回前後におさまっているという感じです。
ご飯もいつもの7~8割ほどの調子に戻ってきていますし、手足の赤ブツブツ以外はほとんどいつも通りという感じです。

5日目~6日目

特に変わらずです。
熱無し、調子良し。食欲戻りつつある。でも下痢は続く。

手足の発疹などはおさまりつつあり、かさぶた化したりで見た目的にも優しい感じになりました。

7日目

手足口病に関しては特に変わらずで、下痢だけが続いている状態です。
ですが、小児科に行っていた時にもらったのか、喉風邪的な症状にかかってしまいました。

タンが絡む咳をしたり、鼻水がズルズル出てきたりと見ていると非常に辛い感じです。
スマイルキュートを使って、鼻水は毎日数回吸い取ってあげて、寝る前は必ず吸うようにしていました。

8日目~10日目

同様に、手足口病的な症状はどんどんおさまり、喉・鼻風邪がひどくなりました。
ゼコゼコ?と苦しそうにしながら、はなたれ小僧のように鼻水がじゅるじゅると出て咳をゴホゴホしています。

見ていて辛いです。が、さらに困った事に親にうつります。

11日目

妻が39度の熱まで上がり、病院に行くも、普通の風邪で一安心。
溶連菌なども疑われましたが、綿棒で頬の中をチェックしても大丈夫だったので一安心。

と思いきや、午後から私の胃が痛みだし、病院へ行ったら急性胃腸炎と判断され、最早踏んだり蹴ったりな感じで、一家全員病にかかってしまいました(笑

12日目~13日目

子どもの風邪自体は少しずつ良くなってきて、鼻水もまだ出るしゼコゼコは言うけど、前ほど苦しそうではなくなってきました。

一方で、回復力の遅い妻は全く良くならず、喉が痛いと苦しみながらお乳をあげて頭が下がるばかりであります。

そんな私は、ほぼ回復し、いつもの80%くらいにまで戻りました。

14日目~

基本、喉のゼコゼコが少しではありますが、ほぼ完治に近い感じになりました。
手足口病からの喉風邪ですが、2週間ほどかかっていたという感じになります。

初めてだったので超絶に不安でしたが、なんとかなって良かったとほっとしています。

実際に、下痢など含めて全部完治したなといったレベルに戻るのにだいたい20日弱といったところでしょうか。
プチ下痢(1日に数回)が最後までなかなか続いてましたが、それもやっとなおり、今は通常生活に戻っております。

【追記】
半年後に、2度目の手足口病にかかってしまいました。。。
とはいえ、この1度目に比べれば症状は非常に軽かったので、良しとしておきたいところです。合わせてどうぞ。

半年振り二度目の手足口病になりました。親がもわらないための対策もまとめてみました。
もうタイトルの通りですが、子どもが手足口病にかかりました。 去年の夏頃に、保育園見学の時に行ったら流行してて見学不可になったりしていたので …

【追記2】
2歳4ヶ月の時に、3度目の手足口病にかかってしまいました。
保育園へ登園していたので、いつから登園していいのかなどと1度目、2度目、3度目などの比較もしています。

3度目の手足口病。保育園の登園や熱・元気度・赤いブツブツなど過去との比較
いや、まさかのまさかですが、息子が2週間程前に手足口病になりました。 2度ある事は3度あるとはよく言ったものだと思うばかりですが、約1年と3 …
  • 公開日:2015.09.09
  • 更新日:2020.04.04

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