保活記録。4月入園の保育園結果がきました
世田谷区含めた23区の1歳の4月入園はもはや無理?
4月入園の保育園の結果が届きました。
もう予想通りではありましたが、ご希望に添うことができません。という結果の紙が入っていました。
自分の周り含め、色々聞いてみたりはしましたが、1歳児からの4月入園で入れた人はゼロ人でした。
という事で、今回は世田谷区を含めた23区周りの保育園事情についてと、1歳児で4月入園するならどうすべきか、落選した自分達はどうするのかなどを3回ほどにわたって書いていきたいと思います。
今回は、自分達の住んでいる世田谷区の4月入園の保育園の結果と実際の環境についてまとめています。
これから出産を控える方や、これからのための保活を考えている方の少しでも参考になればと思います。
4月入園の世田谷区の保育園結果について
世田谷区では、自分が落ちた場合に自分の指数、そして自分が何番目だったのかといった事を電話すれば教えてもらえます。
2月入園の時にも聞いてみましたが、今回も聞いてみましたところ、下記のような返答でした。
自分の地域などがわかるため、ちょっと人数を数人と色々変えています。
保育園名 | 募集人数 | 応募人数 | 自分の順番 |
---|---|---|---|
A保育園 | 11人程 | 90人程 | 53番目 |
B保育園 | 7人程 | 150人程 | 67番目 |
C保育園 | 8人程 | 120人程 | 60番目 |
D保育園 | 12人程 | 180人程 | 75番目 |
E保育園 | 10人程 | 170人程 | 89番目 |
F保育園 | 15人程 | 100人程 | 50番目 |
という感じです。
若干数値はごまかしているというか、変えていますが、まぁだいたいこういう感じと思ってもらえればと思います。
実際の数値は、世田谷区のHPでも公開されているので、確認してみてください。
平成28年度4月入園申込者数(最終集計)【PDF】
応募人数が少ないところは、数年後に移転があったりや、延長保育に対応していなかったり、駅から遠くその地域の人以外は通いにくい保育園などがそうなっています。
逆に、世田谷でも交通の便の良い複数路線が通っている駅の保育園や大きい駅の保育園などは、応募が150人を越える結果となりました。
世田谷区では100人の応募を越えるのはPDF見てもわかるように、もはや”当たり前”の人数となっています。
結果としては、自分の順番が軒並み、50番目以降という残念な結果です。
もちろん、似た地域に住んでいる人は同じような保育園に応募しているから、順番も同じようになりやすいというのもあります。
ただ、50番目以降ではありますが、実際には他の保育園で内定が出ている人や、応募人数には第1希望以外でも人数には含まれるため、人数が多くなる傾向にはあります。
実際、指数の上位の人は他の保育園で内定が決まっている方が多いため、必ずしも、自分の実際の順番が、残り50番というわけではありません。
場合によっては残り20番目ほどというところもありました。
そうはいっても、10人募集のところに、全員がキャンセルしても間に合わないので20人待ちでも50人待ちでも実際にはそう変わりはありませんが…
世田谷区の指数と入園の関係をおさらい
改めてみとくと、世田谷区では、第1希望といった希望園の順番は、本人以外には一切関係がありせん。
受験などであれば、併願、専願で、第一希望に専願するからより優遇されるといった事がありますが、世田谷区の保育園ではこれに関しては一切なく、指数と年収のみで決められます。
厳密に言えば年収というより、所得割課税額の低い順になりますので、年収高くとも控除額などがあれば勝てる見込みがあります。
例えば、極端に言えば、指数が110点の人の第10希望で希望する保育園と、指数が109点の第1希望で希望する保育園が同じだった場合、110点の第10希望の方が優先されます。世田谷区では、何においても重要視されるのはまず指数です。
指数の高い人から順番に、その人の第1希望の園から順番に入れるかをはめ込んでいきます。
第1希望の園で同じ指数の人達がいたら、その時に、年収の順番で入れる人数を決めて行きます。
入れたらその人は終了し、入れなかった人の第2希望、第3希望と希望している園で同じ事を繰り返していき、これを指数の高い順から同じ事をひたすら繰り返していきます。
そのため、実際には10人の募集のところに、他の保育園で内定が決まった人が何十人と応募していれば、自分の順番としては53番目だけと、実際の待ち順番としては、既に他で内定決まった人は除外されるため、あと20番ほどといった場合もあり、その辺も電話では全部教えてくれます(ブログ上ではその順番は記載していません)
実際の応募関連の仮人数等、世田谷区のHPでもPDFで公開されています。(電話で聞いた数値とはほんの数人違うようです)
世田谷区の各保育園の応募実数【PDF】
世田谷区の問題点の1つとして、言い方悪く書いてしまうと、指数の上位の人が通えるか通えないかわからないけど、それは受かった後に考えようと、とりあえず第100希望まで書いてしまう事も可能です。書きたければ裏に書いてください的な事を言われます。
そして、そうなってしまうと、指数109の人が第1希望で指定している園と、指数110で第100希望で指定している園が同じ場合、指数110の人が優先されるというシステムです。
これは賛否両論でしょうが個人的にはダメなところの1つだと思っています。
世田谷区の場合、もはや109点では入るのが非常に厳しい時代に
少し前の年代のブログなどを見ていると、指数は110なら安心してまず入れない事はない、109点でも希望園のどこかに入れる事が多いといった事が書かれているブログなどが見られます。
ですが、今回の自分もそうですし、周りを見ても、109点というのはもはや当たり前の中の最低ラインで、109なければ即アウトというレベルで、109の中で運が良ければ入れるといったレベルになってきています。
むしろ、109点で入れると思うなよ。レベルになりつつあります。
109点で安心して入れるのは言葉は悪いですが、所得が低い場合、もしくはそこに希望者があまり集まらなかったといった運要素が非常に強い場合のみなりますし、指数が110でも世帯年収が高いと最近は指数110の方も多くなってきているため厳しくなります。
世田谷区では、基本保育所の入園は指数の高い順番です。
これが普通に共働きで1歳児の4月入園になると、ほとんどが109点になってしまうため、そこからは所得の低い方から入園が決まっていきます。
そのため、我が家も109点でしたし、世田谷区の周りの知人も皆109点でしたが、全滅という感じす。
もはや109点で普通に共働きしている世帯ではそう簡単に入れないというのが実情です。
二次募集でも受かる可能性は非常に低い
これも、世田谷区のHPを見ればわかりますが、二次募集での実際に募集枠は多くありません。
参考:世田谷区の平成28年度の二次募集【PDF】
第何希望だろうと、もはや受かればラッキーなレベルなので、転勤などが急に発生した、通えないところを希望で書いたら受かってしまったといった事がない限りは、内定を辞退するといった事はあまり考えられる事ではないと思われます。
ただ新設される保育園が各地にいくつかあるので、そこの応募次第では入れる可能性はまだまだありますが、それでも今回落ちた方の多くが応募するでしょうし、やはり1次募集と同じように厳しいという感じが見受けられます。
ですので、原則としては1次募集で受からなければ、認可は諦めて、認可に移る人で空き枠がでる認可外や認証を狙う必要がでてきます。
世田谷区の保育園の入園希望者数は増加傾向にある
また、世田谷区の場合ですと、年々応募者が増えています。
今年の紙にも書かれていましたが、去年よりも264人上回る、6439人の応募があったと書かれていました。
このあたりはタワーマンションなど大きめのマンションが設立されると、多くは子育て世帯が引っ越してくる事が多いため、場合によっては数百世帯が一気に来る可能性すらあります。
特に世田谷区の場合、二子玉という人気の地域を抱えているため、高層マンションが増えたり、完売続出のためこの傾向は続くのではないかと考えています。
世田谷区以外も23区の人気所は同じような状況
同じ時期に産まれた周りにも聞いてみましたが、ある程度、都心に近めの23区は基本同じような感じです。
世田谷区、渋谷区、品川区など、指数の計算方法などは微妙に違いますが、基本的に1歳児の4月入園などは普通にしていれば入れるなんて状況はあり得ず、皆どうしようと焦っている状況です。
23区から少し外れて、多摩市や調布市などに行けば、認可は厳しかったとしとも、認可外なら入れるという情報は聞いています。
足立区の知人は奥さんはパート勤務だったけど認可に受かったと聞きました。羨ましい。
世田谷区含め人気の23区の場合、育休を切り上げて指数を稼ぐためでしょうが、認可外は実際には認可より難しいのでは?と思う程に、場所によっては見学ですら予約一杯で1ヶ月以上の待ちが発生するか、1ヶ月の保育料が10万以上などのセレブ向けの園しか空きがなかったりします。
世田谷区も保育園関連には力を入れているのでしょうが、実際としては全く追いついていない状況です。
極端な事を言えば、保育園が新しく新設されてはいるのですが、それ以上に転居してくる人など、新しい子育て世帯がどんどん移り住んできているため、応募人数が毎年増加傾向にあるため、新しく募集できる人数より応募する人数の方が多いため、なかなか難しい状況なのではないかなと考えられます。
じゃあどうするのか?というと我が家では予めもう対策というか諦めもしていたので、その辺を次回以降に書いていきたいと思います。
【追記】
一応、保育園関連は、我が家的には引っ越しという方法で解決しました。
順を追って見たいという方向けにまとめておきます。
- 世田谷区の認可の落選通知が届いたよ。
- 世田谷区の保育園の選考ルールなどのまとめ
- 1歳の4月入園に認可に入れるためにしておくべき事
- 保育園入園のために大阪へ引っ越しします
- 【番外】保育園見学時に我が家が見て聞いていたチェックリスト
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